AC Biode、PETボトルからメタノールへの解重合に成功
AC Biodeは6月23日、PETボトルからメタノールへの解重合に成功したと発表した。
同社は「化学技術により、地球の温暖化ガス削減と海洋プラスチックはじめグローバルなごみ問題解決・リサイクル率向上に貢献する」をミッションに掲げ、交流電池と回路の開発、廃プラ解重合触媒等の開発(Plastalyst:プラスタリスト)、各種吸着剤開発を展開。
PETボトルはプラスチックの中でも比較的リサイクルしやすいもので、従来のケミカルリサイクルにてテレフタル酸(TPA)とエチレングリコール(EG)を回収する方法は、国内外にも複数存在する。同社では今回、独自の手法を用いて(同社が特許申請済)メタノールまで解重合することに成功したという。
同社では今後、スケールアップしてテストを実施し、国内または海外にて3年以内の商業化を目指すとしている。