プロデューサーの南敬洙氏のインタビューもお届け!

鳥山明先生の絵がそのまま動く感動!新作アクションRPG『SAND LAND』先行プレイレポート

2023年06月22日 23時00分更新

文● ASCII

 2023年6月9日に配信されたThe Game Awardsによる配信番組「SUMMER GAME FEST」で発表された、バンダイナムコエンターテインメントの新作アクションRPG『SAND LAND』。本作は「ドラゴンボール」などでお馴染みの鳥山明先生のコミックが原作となる作品で、2023年8月18日には劇場アニメの上映も決まっている。

 アスキーゲームでも本作の発表記事を掲載したが、アクセスランキングで上位に入るほどの注目を集めた。そんな本作のPlayStation 5版を先行して触れる機会を得たので、そのプレイレポートをお届けしよう。また、プロデューサーの南敬洙(みなみけいしゅ)氏のお話も聞けたのであわせてお届けする。

 ゲームの対応プラットフォームはPlayStation 5/PlayStation 4/Xbox Series X|S、発売日などはまだ未定だ。

『SAND LAND(サンドランド)』ゲーム化決定!第1弾トレーラー

https://www.youtube.com/watch?v=_tMrBaEdkLY

「SAND LAND」とは?

 ゲームの説明に入る前に、「SAND LAND」についてちょっとだけ説明をしよう。「SAND LAND」は、2000年に週刊少年ジャンプに短期連載された鳥山明先生のマンガ。

 魔族と人間が共存する、水を失った摩訶不思議な砂漠の世界を舞台に、ワルだけどピュアな全身ピンクの魔族の王子であるベルゼブブが、お目付け役の魔族のシーフ、人間の保安官であるラオとともに、砂漠のどこかにあるという“幻の泉”を探す旅が描かれる。

 原作コミックは全1巻で好評発売中。ゲーム版では、このベルゼブブの冒険をまるまる楽しめるようになっている。

人間の行動によって砂漠に覆われてしまった世界<サンドランド>が舞台

魔族や人間、さまざまなキャラクターがサンドランドには住んでいる。種族を超えた彼らとのやりとりも楽しめる

【メインキャラクター】

●ベルゼブブ
CV:田村睦心さん

 魔界の王・サタンの息子で、ゲームや機械が好きな悪魔の王子。約2500歳。自称“極悪の悪魔”でイタズラはするが、人を殺めるようなことはしない。

 少年のように純粋な心の持ち主。人間とは比較にならない身体の能力を持ち、他人の心を読んだり、脳で会話したり、悪魔故の能力もある。

●ラオ
CV:山路和弘さん

 初老の保安官。ただの人間だが、正義感が強く、水不足にあえぐ人々を救うため、魔物に協力を求めて「幻の泉」を探す旅に出る。

 昔の経験からか、戦車の扱いにも長けている。何か秘密を抱えているようだが……?

●シーフ(写真中央奥)
CV:チョーさん

 ベルゼブブのお目付け役の魔物。盗みが得意で物知り。サンドランドで起きたさまざまな知識を持っている。ベルゼブブより少し年上で、見た目も老爺そのものだが、意外にも好奇心は旺盛。

 当初はあまり乗り気ではなかった割に、旅の道中はしゃぐこともある。

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