このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

組みたい自作PC構成まるわかり!! 第90回

【今月の自作PCレシピ】自作だから組める! 白色フルHDゲーミングPC

2023年06月17日 13時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 動画や音楽の視聴、ゲーミングといった用途やコスト、筐体サイズを重視するなど、自分好みに組み立てられるPC自作。ただ、その自由度の高さに比例して、パーツ選定にはある程度の知識や時間が必要になる。

※写真はイメージです。実際に使用するパーツとは異なります

 そんなパーツ選定に悩まずに済むよう、秋葉原の主要パーツショップ店員に聞いたオススメパーツ構成を紹介。コスト重視の激安から、最新ゲームをヌルヌル表示でプレイできるゲーミング構成まで、さまざまなPC構成を毎月お届けしよう。

 秋葉原や通販で、“○○○を快適に楽しめるPC自作パーツをサクッと買いたい!!”、“どんな構成が良いのか見当がつかない”といった人は注目してもらいたい。

フルHDなら相当つかえる
白いゲーミングPC

 ミドルレンジGPUとなるGeForce RTX 4060シリーズや、Radeon RX 7600が登場し、選択肢が増えているフルHD解像度をターゲットにしたゲーミングPC。BTO PCでは、前世代GPUのGeForce RTX 3060やRTX 3060 Ti搭載モデルがお買い得になっている。コスト重視するならBTO PCが狙い目だが、自作PCにはBTO PCにはない楽しみもある。そのひとつで最近人気となっているのが、白いパーツでコーディネートとしたPCだ。

 パソコン工房 秋葉原本店の古株スタッフである猪狩さんが、ちょうど店頭用のおすすめの自作PC構成として、“白色こだわりのフルHDなら相当つかえるゲーミングPC”を作成中だったので、その構成を紹介していこう。

中古のPCパーツも扱っているパソコン工房 秋葉原本店

T-ZONE PC DIY SHOPからの古株スタッフのひとりである猪狩さん。PC構成を安心して相談できる

来店時にちょうど猪狩さんが作成していた白色ゲーミングPCを取り上げることに

24スレッドのCore i7と
RTX 4060 Ti搭載のゲーミングPC

猪狩さん提案の“白色こだわりのフルHDなら相当つかえるゲーミングPC”

 猪狩さん提案の“白色こだわりのフルHDなら相当つかえるゲーミングPC”は、シルバー系マザーボードをはじめ、ビデオカードやCPUクーラー、電源ユニットに白色モデルを組み合わせている。

 ゲーミングパフォーマンスの要となるGPUには、WQHD解像度でのゲームプレイも狙えるGeForce RTX 4060 Tiを選んでいる。そしてCPUには、プレイ動画の編集などといった作業もスムーズに行なえる16コア/24スレッドのCore i7-13700Kを選んでいる。

 BTO PCと同じように届いたら即使えるように、組み立てとWindows 11のインストール代行工賃込みで、総額30万8260円になっている。もちろん、自分の手で組むなら、OSと工賃分は除かれ、総額は26万6160円になる。

白いパーツにこだわったフルHDなら“相当つかえる”ゲーミングPC
CPU インテル「Core i7-13700K」
(16コア/24スレッド、最大5.40GHz)
5万9980円
CPUクーラー Deepcool「LT520 WH」
(簡易水冷、240mmラジエーター)
1万8980円
マザーボード ASUS「ROG STRIX Z790-A GAMING WIFI D4」
(インテルZ790、ATX)
5万2480円
メモリー Corsair「VENGEANCE RGB RS  CMG32GX4M2E3200C16 」
(DDR4-3200、16GB×2枚)
1万2380円
SSD Samsung「980 PRO MZ-V8P1T0B/IT」
(1TB M.2 SSD、PCIe 4.0)
1万2580円
ビデオカード 玄人志向「GK-RTX4060Ti-E8GB/WHITE/DF」
(GeForce RTX 4060 Ti、GDDR6 8GB)
7万800円
PCケース MSI「MPG GUNGNIR 110R WHITE」
(ミドルタワー)
1万7980円
電源ユニット Cooler Master「V850 GOLD V2 White Edition 」
(850W、80PLUS GOLD)
2万980円
OS マイクロソフト「Windows 11 Home リテール」 1万7980円
工賃 組み立て、OS、各種ドライバーインストール、負荷テスト 1万9800円
送料   4320円
総額(税込)   30万8260円

※価格は6月14日調べ。店頭価格ならびに在庫を保証するものではありません。

24スレッドでゲーミングもクリエイティブも、余裕で行えるCore i7-13700K

 ビデオカードは、白色GPUクーラーカバーに、2基のRGB LED大型ファンを採用した玄人指向(GALAKURO)の「GK-RTX4060Ti-E8GB/WHITE/DF」を組み合わせている。

GeForce RTX 4060 Tiを搭載した「GK-RTX4060Ti-E8GB/WHITE/DF」

白いGPUクーラーカバーと、RGB LEDを搭載する半透明の大型ファン×2基で構成されたGPUクーラーを採用する

バックプレートも白色で、シンプルだがバックプレート全体でひとつのデザインになっている

同店おなじみのセット値引きもある。今回の構成ではCore i7とマザーボードの同時購入で4400円値引き。さらにビデオカード、PCケース、電源ユニットでそれぞれ500円値引きされ、計5900円もお得に!(※画像の価格は6月9日時点のもの)

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中