8年前のiPhone 6sでも快適動作!?『対魔忍GOGO!』のフレームレートを計測してみた

2023年06月12日 13時00分更新

文● 松野翔太 編集●ジサトラハッチ

 PlayStation 4/5やNintendo Switchなどのコンシューマーゲーム機は、各ゲーム機のスペックに合わせてゲームが最適化されるため、一定のゲームの快適度が保障されている。

 一方で、スマートフォン(スマホ)やパソコン(PC)は、製品によってその性能は異なる。そのため、ゲームを快適にプレイするには、推奨環境以上の製品でプレイする必要がある。

 当たり前のことだが、日々スマホやPCの性能は向上している。画質などにこだわっているゲームは、できるだけ時代にあった高品質で作られるため、それにより推奨端末要求は高くなる。

 本連載では、実際にスマホゲームのプレイ時のフレームレートを計測し、ゲームの快適度の一例を示していきたい。検証用に日本での普及率も高いAppleのiPhoneシリーズのハイエンド機「iPhone 13 Pro Max」、比較用として2015年発売の「iPhone 6s」を用意した。

左がiPhone 13 Pro Max、右がiPhone 6s

検証機の主なスペック
機種名 iPhone 13 Pro Max iPhone 6s
ディスプレー 6.7型(2778×1284ドット、120Hz) 4.7型(1334×750ドット)
SoC A15 Bionic Apple A9
RAM 6GB 2GB

 他バージョンのiPhoneとの比較用に、クロスプラットフォーム用のグラフィックス性能テストである3DMark「Wild Life」の結果と、Geekbench 5.4.4 CPUスコアを示しておくので参考にして欲しい。

iPhone 13 Pro MaxのWild Lifeの結果

iPhone 13 Pro MaxのGeekbenchの結果

iPhone 6sのWild Lifeの結果

iPhone 6sのGeekbenchの結果

 3DMark「Wild Life」スコアは、iPhone 13 Pro Maxが9792、iPhone 6sが1879と5倍以上の差がある。平均フレームレートも47fpsも差があるため、ゲームによっては、快適度がかなり変わりそうだ。

 Geekbenchのスコアも、iPhone 13 Pro MaxとiPhone 6sでは4倍近い差がある。この性能差がゲームの快適度にどう影響するか確認したい。

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