ノートPCを初めて購入するにあたって、用途が定まっていない方も多いことだろう。そのような方にお勧めしたいのが、汎用的に利用できるスペック、機能を備えた富士通クライアントコンピューティング（FCCL）の「LIFEBOOK WN1/H1」だ。
「LIFEBOOK NH」のオンラインストアモデルで、富士通WEB MARTでスペックを選んで購入できる。
富士通クライアントコンピューティング「LIFEBOOK WN1/H1」15万9200円～
「LIFEBOOK WN1/H1」は17.3インチ（1920×1080ドット、グレア）の大画面ディスプレーを備えたノートPCだ。
CPUは第12世代（Alder Lake）のインテル「Core i7-12700H」（14コア/20スレッド、最大4.70GHz）を採用。メモリー（RAM）は4GB（DDR4-3200）/8GB/16GB/32GB/64GB、ストレージは約256GB/512GB/1TB/2TB SSD（PCIe）、約1TB/2TB HDD（Serial ATA）から選択できる。
ディスプレーのサイズは17.3インチ、解像度は1920×1080ドット。大きな作業環境は長時間利用しても疲れが少ない
ディスプレーは最大149度まで展開可能。角度調整の範囲が広いので設置自由度が高いのだ
「LIFEBOOK WN1/H1」のうれしい装備が光学ドライブだ。BDXL対応Blu-ray Discドライブ、スーパーマルチドライブのいずれかを選択可能なので、大容量データの受け渡しや、Blu-ray、DVDなどの映像コンテンツ鑑賞に利用できる。もちろん音楽CDだって楽しめるぞ。
光学ドライブは、BDXL対応Blu-ray Discドライブまたはスーパーマルチドライブから選択できる
インターフェースは、USB 3.2 Gen2 Type-C、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、USB 2.0、HDMI入力、HDMI出力、マイク/ヘッドホン共用端子、有線LAN（2.5GBASE-T）、SDメモリーカードスロット、アンテナ入力端子（※テレビ機能あり選択時）を装備。
「LIFEBOOK WN1/H1」はプラス4700円（※記事執筆時）で、地上・BS・110度CSデジタル×2（ダブル録画対応）のテレビ機能を追加可能で、HDMI入力端子も用意されている。
別途テレビを用意しなくても、「LIFEBOOK WN1/H1」だけでテレビ番組を楽しめる。録画中でもチャンネル切り替えや2番組の同時録画が可能な「ダブルチューナー」を採用しており、見たい番組が重なっても、録画してお好きな時間に自由に楽しめる。HDMI入力では、家庭用ゲーム機をつないで最新ゲームを楽しむことも可能だ。
右側面にはSDメモリーカードスロット、mini B-CASカードスロット、USB 2.0、光学ドライブ、アンテナ入力端子（※テレビ機能あり選択時）、電源端子を用意
左側面にはセキュリティーロックスロット、有線LAN（2.5GBASE-T）、HDMI出力、HDMI入力、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、USB 3.2 Gen2 Type-C、マイク/ヘッドホン共用端子を配置
「LIFEBOOK WN1/H1」はノートPCとしての操作性も良好だ。テンキー付きの日本語キーボードは、キーピッチは約18.4mm、キーストロークは約2.5mmが確保されており、キーボードの品質には定評のあるFCCLの製品だけに打鍵感が心地いい。
キーボード奥に設置されている「HDMI」、「MENU」、「SUPPORT」、電源ボタンも操作しやすくまとめられている。
キーピッチは約18.4mm、キーストロークは約2.5mm。大きなボディーのおかげでEnterキーとテンキーが離れて設置されており、タイピングしやすい
キーボード奥には、HDMI入力端子の映像に切り替える「HDMI」、「@メニュー」を呼び出す「MENU」、「富士通アドバイザー」を起動する「SUPPORT」、電源ボタンを設置。必要な機能に素早くアクセスできる
「LIFEBOOK WN1/H1」のボディーのサイズは398.8×265×26.9mm、重量は約2.7～2.9kgと毎日携帯するのにはやや大きめだが、出張などで腰を落ち着けてじっくり仕事する際には17.3型の大画面ディスプレーはやはり快適だし、表計算ソフトなどを使う際にはテンキーが重宝する。
モバイルノートより重いのは事実だが、個人的にも出張や旅行などに持っていくとき、「LIFEBOOK WN1/H1」はいい選択肢だと思う。次回は本製品のパフォーマンスをチェックしてみよう。
| LIFEBOOK WN1/H1 主なスペック | |
|---|---|
| ディスプレー | 17.3型（1920×1080ドット、グレア） |
| CPU | インテル「Core i7-12700H」 （14コア/20スレッド、最大4.70GHz） |
| グラフィックス | Intel Iris Xe グラフィックス |
| メモリー | 4GB（DDR4-3200）/8GB/16GB/32GB/64GB |
| ストレージ | 約256GB/512GB/1TB/2TB SSD（PCIe）、 約1TB/2TB HDD（Serial ATA） |
| 内蔵ドライブ | BDXL対応Blu-ray Discドライブ/スーパーマルチドライブ |
| インターフェース | USB 3.2 Gen2 Type-C、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、USB 2.0、HDMI入力、HDMI出力、マイク/ヘッドホン共用端子、有線LAN（2.5GBASE-T）、SDメモリーカード、アンテナ入力端子（※テレビ機能あり選択時） |
| 通信規格 | Wi-Fi 6E（2.4Gbps）、Bluetooth v5.1 |
| 内蔵カメラ | フルHDウェブカメラ（約207万画素、Windows Hello対応） |
| サイズ／重量 | （W）398.8×（D）265×（H）26.9mm / テレビ機能あり選択時：約2.9kg、 テレビ機能なし選択時：約2.7kg |
| バッテリー駆動時間 | テレビ機能あり選択時：約5.3時間、 テレビ機能なし選択時：約6.2時間 |
| OS | Windows 11 Home/Windows 11 Pro |
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