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Core iのHシリーズ搭載です!

テレビ録画もブルーレイ記録もできる17型ノートPC「LIFEBOOK WN1/H1」のスピードを計ってみた

2023年06月16日 10時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集●ASCII

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 富士通クライアントコンピューティング(FCCL)の「LIFEBOOK WN1/H1icon」は、17.3型という大型ディスプレーに、光学ドライブを内蔵し、テレビ機能を選択すれば視聴や録画も可能、HDMI入力端子があるので、ゲーム機やカメラなどの映像を表示できるなど、なさまざまな用途に活躍してくれる万能ノートPCだ。前回は機能を紹介した(「迷ったら大画面ノートPCが正解なのだ = 「LIFEBOOK WN1/H1」実機レビュー」)。

 「LIFEBOOK WN1/H1icon」はCPUに第12世代(Alder Lake)のインテル「Core i7-12700H」(14コア/20スレッド、最大4.70GHz)を採用している。1つ前の世代とはいえ処理性能を重視したHプロセッサーを搭載しているので、パフォーマンスもなかなかに優秀だ。というわけで今回は、本製品の処理性能を定番ベンチマークでチェックしてみよう。

富士通クライアントコンピューティング「LIFEBOOK WN1/H1」15万9200円~

 まず「LIFEBOOK WN1/H1icon」のCPU性能だが、「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)は12780pts、CPU(Single Core)は1756ptsとなった。14コア/20スレッドのCPUを搭載しているだけに、マルチコアのスコアが高い。マルチスレッド性能が物を言うクリエイティブ系アプリで恩恵を受けられるわけだ。

「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)は12780pts、CPU(Single Core)は1756pts

 3Dグラフィック性能については、「3DMark」のTime Spyは1887、Fire Strikeは5194、Wild Lifeは13033、Night Raidは18076を記録した。

 3DMarkの推定ゲームパフォーマンス(Estimated game performance)で見てみると、「Apex Legends」で40~55fps以上のフレームレートが出ると表示されている。60fpsには届いていないが、このぐらいのフレームレートが出ていれば、実用的な速度でプレイを楽しめる。

「3DMark」のTime Spyは1887

Fire Strikeは5194

Wild Lifeは13033

Night Raidは18076

 「LIFEBOOK WN1/H1icon」で、実際に3Dゲームベンチマークを実施してみると、「ファイナルファンタジーXIV」(標準品質、ノートPC)では7299(やや快適)、「FINAL FANTASY XV」(軽量品質)では3076(普通)という値を記録している。グラフィック品質さえ調節すれば、プレイできる3Dゲームは意外と多いはずだ。

「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレ ベンチマーク」(1920×1080ドット、標準品質、ノートPC)のスコアは7299(やや快適)

「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」(軽量品質、1920×1080ドット、フルスクリーン)のスコアは3076(普通)

 ストレージ速度については、「CrystalDiskMark 8.0.4」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)で3580.17MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)で1981.93MB/sとなった。

 今回試用した「LIFEBOOK WN1/H1icon」にはPCIe Gen4 x4接続のSSD「Micron_MTFDKBA256TFK-1BC15ABFA」が搭載されており、ほぼ仕様どおりの速度が出ている。現行のFCCL製ノートPCには、基本的には本製品が採用されているようだ。

「CrystalDiskMark 8.0.4」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は3580MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は1981MB/s

 最後に総合性能だが、「PCMark 10」の総合スコアは5870、Essentialsは10587、Productivityは7438、Digital Content Creationは6973となった。

 ちなみにPCMark 10の指標のひとつ「Office laptop(2020)」の総合スコアが4611なので、「LIFEBOOK WN1/H1」はその約127%相当のスコアを記録したことになる。

 メモリー(RAM)を16GB以上搭載していれば、クリエイティブ系アプリも実用的な速度で利用できるパフォーマンスを備えている。

「PCMark 10」の総合スコアは5870、Essentialsは10587、Productivityは7438、Digital Content Creationは6973

 「LIFEBOOK WN1/H1icon」は、FCCLが世界最軽量を謳っているモバイルノートPCのように尖った製品ではない。しかし17.3型の大画面、光学ドライブ、テレビ機能、HDMI入力端子などを装備しており、幅広い用途に活躍してくれる懐の広いマシンなのだ。

 携帯性を重視するなら「LIFEBOOK WU-X/H1」や「LIFEBOOK WU2/H1」を強くお勧めする。しかし、さまざまな用途に活用したいと考えているのなら、「LIFEBOOK WN1/H1icon」もぜひ一緒に検討してみてほしい。。

LIFEBOOK WN1/H1 主なスペック
ディスプレー 17.3型(1920×1080ドット、グレア)
CPU インテル「Core i7-12700H」
(14コア/20スレッド、最大4.70GHz)
グラフィックス Intel Iris Xe グラフィックス
メモリー 4GB(DDR4-3200)/8GB/16GB/32GB/64GB
ストレージ 約256GB/512GB/1TB/2TB SSD(PCIe)、
約1TB/2TB HDD(Serial ATA)
内蔵ドライブ BDXL対応Blu-ray Discドライブ/スーパーマルチドライブ
インターフェース USB 3.2 Gen2 Type-C、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、USB 2.0、HDMI入力、HDMI出力、マイク/ヘッドホン共用端子、有線LAN(2.5GBASE-T)、SDメモリーカード、アンテナ入力端子(※テレビ機能あり選択時)
通信規格 Wi-Fi 6E(2.4Gbps)、Bluetooth v5.1
内蔵カメラ フルHDウェブカメラ(約207万画素、Windows Hello対応)
サイズ/重量 (W)398.8×(D)265×(H)26.9mm /
テレビ機能あり選択時:約2.9kg、 テレビ機能なし選択時:約2.7kg
バッテリー駆動時間 テレビ機能あり選択時:約5.3時間、
テレビ機能なし選択時:約6.2時間
OS Windows 11 Home/Windows 11 Pro

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