任天堂が世に贈る人気シリーズ「ゼルダの伝説」の最新作『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(以下、『ティアキン』)。2023年5月12日にNintendo Switch向けに発売され、3日間で全世界累計1000万本の売り上げを記録するなど、各所での評判も好調な作品だ。価格は、7920円(パッケージ版)/7900円(ダウンロード版)。
本作は2017年にWii UとNintendo Switch本体のローンチタイトルとして発売され、全世界で約2900万本の販売記録を打ち立てた『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(以下、『ブレワイ』)の正統続編。世界観や時代、登場キャラクターを引き継いだ、「その後」の世界を冒険できる。
ここではそんな本作の魅力を3つに分けて紹介していこう。なお、ストーリーのネタバレは抑えるが、アイテムやキャラクター、祠(ほこら)については触れていくのでご了承願いたい。
魅力その1.あの世界の“続き”を遊べる楽しさ!
「記憶をなくしてもう一度遊びたいゲーム」というのは、よく名作を表す言葉として使われる。面白かった名作をあらためてプレイしても、やり込んだゲームほど記憶が鮮明で、初見時ほどの感動が得られないからだ。
筆者も前作『ブレワイ』を180時間以上プレイするほどドハマりした口だが、やはりあれらのワクワクする体験は初見ならではの感動であり、仮にもう一度プレイしたら別の遊び方を模索してしまうだろう(それでも面白いから名作なのだが)。
『ティアキン』は『ブレワイ』の続編ということで、厄災を打ち払った後日譚の世界が舞台となる。そのため、同じ大地をベースにしつついろいろと変化している部分もあり、懐かしくもまっさらな冒険を楽しめるのが特徴だ。
【ブレワイ】
【ティアキン】
【ブレワイ】
このように『ブレワイ』をプレイしていれば、いろいろと懐かしく感じたりする部分もあるが、ストーリーの流れ的にはさほど「前作プレイ必須!」とは感じなかったので、未プレイの人もご安心を。
なんだったら、Nintendo公式YouTubeチャンネルで『ブレワイ』のストーリー振り返りムービーが公開中なので、それを見るだけでも『ティアキン』を遊ぶ準備はOKと言えるだろう。(※ネタバレが嫌な人は絶対に見ないこと)
ASCII.jpの最新情報を購読しよう