ジェネレーティブAIも動画エンコードも快適!水冷ノートPCの実力をチェック

文●加藤勝明(KTU) 編集●ジサトラハッチ/ASCII

提供: マウスコンピューター

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 続いては「DaVinci Resolve Studio」も試しておこう。ProRes 422HQベースの4K/ 8K動画(再生時間約2分)を編集し、それを1本の4K/ 8K動画(CBR、80Mbps、Faster、High Quality)にエンコードする時間を計測した。RTX 4090 Laptop GPUのデュアルNVEncが輝くテストといえる。コーデックは4K/ 8KそれぞれにH.265とAV1を指定しているので、都合4本ずつの比較となる。

DaVinci Resolve Studio:4K/ 8K動画のエンコード時間

 今回用意した動画素材の尺が短かったせいもあるかもしれないが、恐ろしいほど差が出なかった。尺の長さを嘆いても仕方がないので短時間であれば高負荷なエンコード処理であっても、空冷で水冷運用に負けないパフォーマンスが出せる、と解釈することにしたい。

DaVinci Resolve Studioで出力中のGPUの様子。2基あるNVEnc(Video Encoder)の両方をフル回転させ、さらにCUDAコアまで総動員していることが読み取れる。VRAM使用量は8GB程度とこれまた多い

DaVinci Resolve Studioで出力中のGPUの様子。エンコーダーにNVIDIAを指定してもCPUはガッツリ動いている

 最後に「Lightroom Classic」で検証しよう。100枚の調整付きDNGファイル(61Mメガピクセル)100枚を最高画質のJPEGに書き出す時間を計測する。書き出し時にシャープネス処理(スクリーン用、適用量標準)も追加している。

Lightroom Classic:DNG→JPEG書き出し時間

 一応水冷60%が最速であるものの、空冷と水冷40%の差はほぼないに等しい。処理時間が2分未満と短いため差が付かなかったと言える。

Lightroom Classicで処理中のGPUの様子。GPUコアはほとんど動いていないが、VRAM使用量が時間を追う毎に増えている点に注目。50枚処理した時点で12MBを超えているのは驚き

Lightroom Classicで処理中のCPUの様子。書き出し時にシャープネス処理を加えているため、CPU負荷は非常に高い