ASRock「A620M-HDV/M.2」、「A620M-HDV/M.2+」

AMD A620チップセット搭載で最安クラスのマザーボードがASRockから発売

2023年04月29日 13時00分更新

文●山県　編集●北村／ASCII

　ASRockから、AMD A620チップセットを搭載するマザーボード「A620M-HDV/M.2」(1万6980円)と「A620M-HDV/M.2+」(1万8980円)が発売された。パソコンショップアーク、パソコン工房秋葉原 BUY MORE店、ツクモパソコン本店、TSUKUMO eX.で販売中だ。

AMD A620チップセットを搭載するマザーボード「A620M-HDV/M.2」(1万6980円)。安価だが対応CPUはTDP 65Wの「Ryzen 9 7900」と「Ryzen 7 7700」、「Ryzen 5 7600」のみとなる

　「A620M-HDV/M.2」は、AMD A620チップセット搭載マザーとしては最安となるモデル。電源フェーズはDr.MOSによる4+1+1構成でヒートシンクも最低限という構成。対応CPUはTDP 65Wの「Ryzen 9 7900」と「Ryzen 7 7700」、「Ryzen 5 7600」のみとなる点は要注意だ。

　主なスペックは、拡張スロットがPCI Express(4.0) x16×1、PCI Express(3.0) x1×2。メモリーは、DDR5 DIMM×2(DDR5-5600+、最大64GB)。オンボードインターフェースとして、ギガビットLAN(Realtek)、サウンド(Realtek ALC897 8CH HD Audio)、M.2×2、SATA3.0×2、USB 3.0×5、USB 2.0×6などを装備。グラフィックス出力機能としてDisplayPort 1.4とHDMI 2.1を備える。

電源フェーズがDr.MOSによる6+1+1構成でTDP 120WのRyzenシリーズをサポートする「A620M-HDV/M.2+」

　「A620M-HDV/M.2+」は、電源フェーズがDr.MOSによる6+1+1構成でTDP 120WのRyzenシリーズをサポート。TDP 170Wの「Ryzen 9 7950X」と「Ryzen 9 7900X」は搭載できないものの、おおよそのモデルはカバーしている。

TDP 170Wの「Ryzen 9 7950X」と「Ryzen 9 7900X」は搭載できないものの、おおよそのモデルはカバーしている

　主なスペックは、拡張スロットがPCI Express(4.0) x16×1、PCI Express(3.0) x1×2。メモリーは、DDR5 DIMM×2(DDR5-6400+、最大64GB)。オンボードインターフェースとして、ギガビットLAN(Realtek)、サウンド(Realtek ALC897 8CH HD Audio)、M.2×2、SATA3.0×2、USB 3.0×5、USB 2.0×6などを装備。グラフィックス出力機能としてDisplayPort 1.4とHDMI 2.1を備える。

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