設定用ソフトウェアでカスタマイズ!
ROG AzothはWindowsのクラスドライバーでも動作するが、そのポテンシャルをしっかり引き出すためには統合ソフトウェアである「Armoury Crate」の導入が必須だ。このソフトウェアを導入すると、キーボードのキー割り当てやLEDイルミネーションの設定などを細かくカスタマイズできる。以下、写真メインで何が可能なのかを紹介したいと思う。
といった感じで、Armoury Crateはゲーマーの求める要素をしっかりと抑えた内容になっている。ちなみにワイヤレス接続時のスリープモードからの復帰速度は爆速で、ほんの一瞬というか体感できるほどのラグなしで操作を行なえる。これができていない製品も世の中には結構あり、ストレスを感じる人もいるが、本機では一切気にしなくてオーケーだ。
せっかくなので、OLEDディスプレーのアニメーションをArmoury Crateでカスタマイズする様子と、実際にディスプレーにどのように表示されるのかを動画にしてみた。右下が、ディスプレーの様子を撮影した映像だ。
ハイクオリティーかつハイパフォーマンス!
以上、ROG Azothを見てきた。本機の実売価格は3万5000円前後とゲーマー向けのキーボードとしては少々高め。しかし、キースイッチのホットスワップが可能だったり、筐体の静音性が非常に高いなど、値段相応の価値があるのも確かだ。
個人的にはスイッチを手軽に取り替えられる点が気に入っていて、チャタリングを起こしたり故障していると感じたときにパパッと取り替えられるのが最高だ。いつもなら不調なボタンを抱えていてもだましだまし使っちゃうんだけどね。
もし本機を購入するのであれば、今後長年に渡って使える相棒になるのではないだろうか。
ROG Azothの主なスペック | |
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接続方式 | USB 2.0、専用ドングル(2.4GHz)、Bluetooth 5.1 |
スイッチ | ROG NX Redメカニカルスイッチ |
ポーリングレート | 最大1000Hz(USB/ドングル接続時) |
キー配列 | 英語配列(75%サイズ) |
アンチゴースト | 100% |
サイズ | 326(W)×136(D)×40(H)mm |
重量 | 1186g |
付属品 | キーキャッププーラー、スイッチプーラー、スイッチオープナー、ルブステーション、ルブブラシ、潤滑剤(Krytox GPL-205-GD0ROG)、ステッカー、保証書、クイックスタートガイドなど |