Laz選手、XQQコーチ、すでたきさんがフィードバック、プロ選手も納得の製品に
車製品メーカーのゲーミングキーボード!? ZETA DIVISION監修の 「ZENAIM KEYBORD」とは?
Laz選手、XQQコーチ、すでたきさんが製品を監修
Laz選手のコダワリが強すぎてオーダーメードモデルのよう
続いて、ZETA DIVISION VALORANT部門のXQQコーチのビデオメッセージが流れた。XQQコーチは「僕は普段からロープロファイルのキーボードが好きだったんですけど、これまで使ったモデルは、押し込みの幅など自分の理想とはちょっと違うなと感じる部分が少なからずありました。僕からはそういったフィードバックや、キーのくぼみがどれくらいいかといった提案をさせていただき、僕としてはいい製品が作れたと感じました。また、僕のほかにLaz選手とすでたきさんも携わっているのですが、思った以上にLaz選手のコダワリが強くて、自身のオーダーメイド品を作っているんじゃないかと感じるくらいの勢いでフィードバックしていたのも印象的でした」とコメントしていた。
そして発表会の最後には、ZETA DIVISION GC部門のKOHAL選手、クリエイターの鈴木ノリアキさん、すでたきさんが登場。ZENAIM KEYBORDについてのトークセッションを実施した。
鈴木さんは「私の元にも、最終形態に近いプロトタイプが届いたんですけど、最初に見たときはゲーミング感があんまりなくて、遊びというよりはプロのツールだなという印象を受けました。実際につかってみると、正直反応速度が速すぎて、慣れるのに時間がかかりました。でも、今まではキーボードを変えたときにそう感じることはなかったので、本当に高性能なキーボードなんだなとそこで改めて思いました」と語った。
すでたきさんは「使っていて、自分の思い描いた操作がダイレクトに伝わるイメージですね。反応速度が高速というのはしっていましたが、押したときはもちろん、離したときの反応も速いのには、正直驚きましたね」と発言。
KOHALさんは「私はゲームプレイしていると手汗がすごくて、今までのキーボードだと滑ってしまうことがあったのですが、ZENAIM KEYBORDはまったく滑らないので助かっています。チームのメンバーもこのキーボードを使って、本当に違うねと話すことが結構あります」とコメントした。
また、製品を監修したすでたきさんは「僕はデザインもそうなんですけどやっぱりプロとして活動していたので、ストレスなく自分のパフォーマンスを最大限に発揮できるキーボードを目指してフィードバックさせていただいていました。すると、最初に触ったときよりもはるかに進化したキーボードが出来上がったので、うれしいです」と語った。
また、発表会終了後に鈴木さんにちょっとだけお話を伺うことができた。ZENAIM KEYBORDについて、慣れるのに時間がかかった理由としては、今まで使っていたキーボードよりストロークが短いほか、アクチュエーションポイントとリセットポイントをデフォルトの状態で使っていたので、反応速度が速すぎて誤入力がしばしば起きていたそうだ。
しかし、W、A、S、Dキーは高速なまま、さまざまなゲームでスキルが割り当てられがちなE、R、Qといったキーのほか、ジャンプに使われるスペースキーのアクチュエーションポイントを深めにすることで、誤動作もなくなり快適に使えるようになったとのことだ。
また、キーのタイプ音については「カチカチと音は鳴りますが、今の配信者はDiscordやNVIDIAのノイズキャンセリング機能を利用している人が多いので、配信時も音が入ることはないんじゃないかなと思います。実際に僕の配信では音は入っていないと思いますよ」と答えてくれた。
価格は結構ハイエンドだが、ZETA DIVISIONのコダワリと東海理化の技術が詰まっているので、かなり気になる
ZENAIM KEYBORDは、4万円台とゲーミングキーボードとしてもハイエンドな価格帯だが、ZETA DIVISIONの方々の強いコダワリと、東海理化の技術が詰まっていると考えると、ゲーマーとしてはかなり気になる製品だということは間違いないだろう。
また、日本初のゲーミングデバイスブランドという点も、個人的には気になるポイント。人気のゲーミングデバイスのほとんどが外資メーカーの中、ZENAIMがどこまで世界で評価されるのかも、期待したいところだ。
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