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業界最先端のWiFi 6Eメッシュシステム「NETGEAR Orbi 9」徹底解剖!

6GHz帯+5GHz帯+2.4GHz帯=クアッドバンドの能力を存分に引き出す独自のアンテナ設計とは

広い家のすみずみまでWiFiを届けるOrbi 9の強みは「見えないアンテナ」

2023年04月28日 11時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

提供: ネットギア

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 ネットギアでは、これまで長年にわたってビジネス向け/家庭向けWiFiアクセスポイントやWiFiルーターの設計開発を行ってきた。そこで培われた独自技術の1つが「アンテナ設計技術」だ。

 WiFi電波を遠くまで効率良く飛ばし、快適なWiFi環境を実現するためには、実は高度なアンテナ設計技術が必要である。ネットギアCEOのパトリック・ロー氏も「ソフトウェアの技術はコピー(まね)できたとしても、アンテナ(ハードウェア)の技術はコピーできない」と、独自のアンテナ技術を持つネットギアの強みをアピールする。

 もちろんこのアンテナ技術は進化を続けている。最先端WiFi 6Eメッシュシステム「NETGEAR Orbi 9」では、前世代のOrbi(Orbi 8)比で30%も5GHz帯のWiFiエリアを拡大したという。さらにOrbi 9は、WiFi 6Eで追加された6GHz帯でも超高速な通信を可能にした。

 今回は、Orbi 9が備えるアンテナ技術やクアッドバンドといった“目には見えない”無線技術のすごさについてご紹介しよう。

ネットギアのWiFi 6Eメッシュシステム「NETGEAR Orbi 9」

独自技術の強みを持つアンテナを12本内蔵、WiFiエリアを30%も拡大

 WiFiルーターといえば、四角い本体から細いアンテナが何本も突き出しているイメージが一般的だろう。しかし、Orbi 9のスタイリッシュなデザインはそんなイメージとは対極的だ。丸みを帯びたOrbi 9本体には、突き出したアンテナは一切見当たらない。

 それもそのはずで、Orbi 9のアンテナはすべて本体内に内蔵されている。しかも、クアッドバンド=4つの周波数帯(2.4GHz帯、5GHz帯 Low/Hi、6GHz帯)をフル活用して高速かつ安定したWiFi通信ができるように、12本もの小型アンテナを内蔵しているのだ。もしもOrbi 9から12本ものアンテナが突き出していたら、インテリアに溶け込むようなデザインにはならなかっただろう。

 12本のアンテナは、2.4GHz帯/5GHz帯(Low)デュアルバンド×4本、5GHz帯(Hi)×4本、6GHz帯×4本で構成されている。しかも、これらのアンテナは単純に並んでいるわけではなく、周波数帯の特性に合わせるなどして本体内でうまく分散配置されている。

 こうしたアンテナ配置によって、Orbi 9では1台あたり最大279㎡という大きなWiFiエリアをカバーしており、特定の端末に強い電波を飛ばしたり(ビームフォーミング)、複数デバイスと同時に高速通信したり(MU-MIMO)といったWiFi技術も支えている。このあたりはネットギアが持つ高度なアンテナ設計技術のたまものだ。

Orbi 9本体には12本のアンテナが内蔵されている

 なお、12本のアンテナのうち5GHz帯(Hi)×4本は、前回記事で紹介した「専用バックホール」チャンネル専用となっている。ネットギアだけが実現できる4ストリーム(最大2.4Gbps)の専用バックホールをしっかりと支えるのが、この専用アンテナというわけだ。Orbi 9では5GHz帯のカバーエリアが前モデル比で30%も拡大したため、ルーター~サテライト間の距離が離れていても、より安定したバックホール通信が可能になる。

 もちろん、WiFiの無線通信に関わる技術はアンテナ設計技術だけではない。ネットギアは長年にわたるワイヤレス製品の研究開発を通じて、そのほかにも数多くの独自技術、特許技術を保有している。ここでは紹介しきれないが、その最先端技術が盛り込まれているのがOrbi 9だ。

クアッドバンドで新しい「6GHz帯」をどう使うべきか

 上述のとおり、Orbi 9では6GHz帯の専用アンテナを4本搭載している。6GHz帯(WiFi 6E)対応デバイスであれば、4ストリームで最大4.8Gbpsの超高速なWiFi通信が可能だ。一方で、6GHz帯の電波は壁などの障害物に弱いという性質もある。これをどう活用すべきだろうか。

 おすすめできるのは、8K/4K映像をストリーミング再生するインターネットTVやブルーレイレコーダー、PCなどのネットワーク接続だ。インターネットTVやブルーレイレコーダーは設置場所が固定されているので、同じ室内にOrbi 9のルーター/サテライトを設置すればケーブルなしでスマートに接続できる。最近は10Gbpsのインターネット回線サービスも増えているが、Orbi 9ならば8K/4K映像の配信サービスもストレスなく楽しめるだろう。

 ただしOrbi 9のクアッドバンド対応は、単に「WiFiの高速化」だけにはとどまらない。超高速通信が必要なWiFiデバイスの接続を6GHz帯にまとめることで、ほかのチャンネル(5GHz帯、2.4GHz帯)の使用状況に余裕が出て、それらのチャンネルで通信が快適になるというメリットもある。

 そもそも最新のWiFi 6Eで6GHz帯が追加された背景には、2.4G/5GHz帯を使うWiFiデバイスが増えた結果、それらのチャンネルの通信品質が悪化しているという問題があった。上述した6GHz帯に加えて、PCやスマホは5GHz帯、IoT家電は2.4GHz帯など、デバイスの特性や使用目的に合わせて周波数帯(チャンネル)を意識的に使い分けることが、これからの快適なWiFi環境のカギとなる。

 第1回記事で紹介した、Orbi 9だけが実現できる“プレミアムなWiFi”とは、まさにそういうWiFi環境だ。家族全員が毎日を快適に、安心して暮らすための「生活必需品」になったWiFiを毎日しっかり支える製品として、ぜひOrbi 9に注目していただきたい。

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(提供:ネットギア)

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