スイッチでライティングの変更が可能、RTX 4070 Ti搭載「FRGHLB760/SG2」をチェック

BTOPCでもガッツリRGBライティングを堪能! 30万以下でWQHDや高FPSでゲームできる高コスパな1台

文●藤田忠 編集●八尋/ASCII

提供: インバースネット株式会社

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まずは基本性能をチェック
ゲームだけでなくクリエイティブな作業もこなせる1台

 まずは「CINEBENCH R23」を使って、長期電力リミット(PL1)が65Wに抑えられたCore i7-13700FのCPU処理能力を確認した。 結果はマルチコアが19610pts、シングルコアが2021ptsだった。マルチコアテストは、すぐにCPUの消費電力が65Wに制限されるため、スコアは控えめになっている。

「CINEBENCH R23」の結果

 続いて、パソコンの総合性能をベンチマークの「PCMark 10」で確認すると、総合スコアは9132を記録した。先日紹介したFRONTIER「GB」シリーズのCore i9-13900F搭載モデルのスコアが9703なので、十分優秀といえる。

「PCMark 10」の結果

 テストごとのスコアを確認していくと、アプリ起動速度、ビデオ会議、Webブラウジングの性能を測る「Essentials」が11600。表計算や文書作成のオフィスソフト性能を測る「Productivity」が11721。写真編集や動画編集、3DCG製作などのクリエイティブ性能を測る「Digital Content Creation(DCC)」が15198だった。

 日常使いから、レポート作成や家計簿といったビジネスワークに、写真・動画の編集といったクリエイティブなシーンまで、不満なく行なえるスコアといえるだろう。

 次に、実際にプリケーションを使って、そのパフォーマンスを独自のスコアで示す「UL Procyon」で確認していこう。まずは、マイクロソフト「Microsoft 365(Office)」のパフォーマンスをみる「Procyon Office Productivity Benchmark」を実行した。

「Procyon Office Productivity Benchmark」

 総合スコアは7349と、優秀なスコアになっている。Word、Excel、PowerPointといった主要アプリのスコアも、7000を超えているので、さまざまな作業に不満を感じることはないだろう。

 「Adobe Photoshop」「Adobe Lightroom Classic」を使った写真編集のパフォーマンスをみる「Photo Editing Benchmark」も計測し、実力を確認した。

「Photo Editing Benchmark」の結果

 結果は、ここまでと同じく総合スコア9136と高スコアをマークしている。、主にAdobe Photoshopを使って処理する「Image Retouching」のスコアは、8573。Adobe Lightroom Classicのみで処理を行なう「Batch Processing」のスコアが9736と、両アプリともにスムーズに作業を行なえる結果になっている。

AIお絵描きを試してみた

 日常使いから表計算や文書作成、写真編集の実力チェックの最後は、話題のAIを使った画像生成を軽く試していこう。Windows標準ブラウザ「Edge」にも、AIを用いて写真やイラストを生成できる「Image Creator(プレビュー版)」が公開されている。

 ここでは、GeForceシリーズのビデオカードを使うことで、ローカルで快適に画像生成が行える「Stable Diffusion WebUI」を導入した。呪文で"ねこ耳少女"の画像を生成してみると、10枚の画像を約24秒前後で生成することができた。呪文をいろいろと変えながら、試行錯誤する必要があるAI画像生成だが、この生成速度ならばストレスなく、AIお絵描きを楽しむことができるだろう。

「Stable Diffusion WebUI」を使ってローカル環境で、AI画像生成を楽しめる

背景や服など、呪文を変えながら、好みの画像ができるまで生成を繰り返すのだが、これがかなり楽しい

 ここからは、メインとなるゲームプレイの実力を確認していく。まずは定番ベンチマークの「3DMark」の結果からみていこう。

「3Mark」の結果

 スコアはハイエンドGPUとなる「GeForce RTX 4080」の、70%台後半から80%前半台にダウンするが、最新技術を使った重量級ベンチマークの「Speed Way」でも5000台のスコアで、平均フレームレートは53.79fpsを記録している。DirectX 12ベースで、テスト解像度がWQHDの「Time Spy」では、スコアと平均フレームレートを伸ばし、快適なWQHDゲーミングを楽しめる結果になっている。

 まだまだ採用ゲームタイトルの多いDirectX 11ベースのテストとなる「Fire Strike」も同様で、WQHD解像度の「Fire Strike Extreme」で優秀なスコアとフレームレートを出している。

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