サグリ、 JA 秋田しんせいと共に連携し「Sagri」の提供を開始
サグリ
~衛星データを活用した土壌診断・生育診断による業務削減と化学肥料低減の有効性を検証~
サグリ株式会社(本社:兵庫県丹波市、代表取締役:坪井 俊輔)は、衛星データ(Satellite)×機械学習(AI)×区画技術(GRID)を掛け合わせ、農業や環境における課題解決を目指す岐阜大学発ベンチャー企業です。この度、 JA 秋田しんせいにて土壌分析アプリ「Sagri」の提供が決定したことをお知らせいたします。
1、Sagri提供の背景
JA 秋田しんせいで抱えている課題として、人の目ですべての圃場を管理しきれないことや、適性施肥を目的とした土壌解析にかかる金銭的・時間的なコストがかかりすぎること、ウクライナ情勢等の影響により施肥コストが高騰していることがありました。そこで土壌分析アプリ「Sagri」を取り入れることで、圃場の管理やコスト削減にどの程度の有効性があるのかを検証する運びとなりました。
2、実証実験の概要
Sagriのアプリを JA 秋田しんせいの圃場900箇所以上で活用し、土壌分析実証を行う。
・目的:
農林水産省肥料価格高騰対策事業において、衛星データを活用した土壌診断・生育診断による施肥設計が化学肥料低減の有効な手法となるアプリサービスであることを検証する。また、現地に行く手間を削減しデータだけで解析できるDX化への有効性を検証する。
・主な作物:
JA 秋田しんせいの主要な農作物
・実施期間:
2023年1月1日~12月31日まで
3、土壌分析アプリ「Sagri」とは
営農指導者や法人経営体の農家は広い圃場全てをアナログな目視確認により管理しています。また昨今の施肥コストの増大により土壌分析のニーズが高まっています。当アプリは、農業生産者が管理する農地をワンタッチで登録することで生育状況及び土壌解析をスムーズに行うことが可能なアプリケーションです。
https://sagri.io/ja
4、サグリ株式会社について
サグリ会社は、「人類と地球の共存を実現する」をビジョンに掲げ、2018年6月に兵庫県で創業したスタートアップ企業です。衛星データ×AIで世界の農業と環境課題の解決を目指しています。2021年6月にはリアルテックファンドなどから総額1.55億円の資金調達を発表しました。また、ひょうご神戸スタートアップファンドの第一号案件の出資となりました。令和3年度農林水産省 農林水産技術等大学発ベンチャーに認定され、近畿経済産業局より、J-Startup-KANSAIに選出。環境省スタートアップ大賞事業構想賞受賞や東洋経済2021すごいベンチャーに選出されました。令和3年度、岐阜大学発ベンチャーにも認定され、2023年1月にシンガポール法人を設立し、更に東アフリカでもサービス提供開始とグローバルに活動をしています。令和5年にアフリカでも事業を開始、経済産業省から新たに50社のスタートアップをJ-Startup企業として選定されグローバル活動を積極的に行ってます。
HP:https://sagri.tokyo/