総額47万円台!AMD Ryzen 9 7900X3D&AMD B650E採用マザーを含むASUSでコーディネートしたゲーミングPCの実力をチェック
2023年05月19日 11時00分更新
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近年、数多くのプロゲーマーや、プロに引けを取らない実力を持つアマチュア選手たちが参加し、eSportsがますます盛り上がりを見せている。先日行われた世界的な対戦格闘ゲームトーナメント「EVO Japan 2023」では、現役の中学生ゲーマーが『GUILTY GEAR -STRIVE-』のTOP8入りを果たし、ファイナルの壇上に登場するなど、若い世代の活躍も目立ってきている。
実際、秋葉原の店舗で話を聞いてみても、PCを自作する理由として“PCゲームをプレイする”と挙げる人は多い。また、賑わいが戻りつつある秋葉原のPCパーツショップでは、毎週末にゲーミング向きのPCパーツ構成をスタッフに相談している人の姿が、多く見られるようになっている。
そんななか、AMDはAMD 3D V-Cache技術を採用したゲームに強いCPU、AMD「Ryzen 7000X3D」シリーズを市場に投入。AMDはAMD「Ryzen 7000」シリーズに合わせて、Socket AM5プラットフォームを採用。メモリーもDDR5のみの対応となり、長年使い続けられたSocket AM4プラットフォームでPCを組むよりは、自作をした際のトータルコストは割高だが、性能の高さとコストを鑑みて、今後の長期運用を見込んで選択する人も多い。
なかでもAMD「Ryzen 7000X3D」シリーズは、PCゲームをプレイするうえでの性能の高さがコストに見合っているとして人気を博している。では、実際に今ゲーミングPCを組むなら、どの製品を選べばよいのか、迷う人もいることだろう。
そこで今回は、PCゲームをプレイするユーザーから根強い人気を得ているASUSのゲーミングブランドROG(Republic of Gamers)のオススメマザーボードを紹介。さらに、マザーボード以外の製品もASUSで統一した自作PCにて、AMD「Ryzen 7000X3D」シリーズとの組み合わせが、いかに優れているかを見ていきたい。
CPUはAMD 3D V-Cache技術を採用したRyzen 7000X3Dシリーズの3モデルの真ん中に位置し、12コア/24スレッドを搭載するRyzen 9 7900X3Dを選択。容量を大幅に増やしたL3キャッシュを搭載した6コアによる、ゲーミングパフォーマンスの向上と、合計12コア/24スレッドによりゲームと同時に実況配信なども快適に行なえるCPUと言える。
そして、Ryzen 9 7900X3Dの性能を引き出すとともに、さまざまな機能を有し、ゲーミングPCとしての使い勝手に影響するマザーボードには、ASUS「ROG STRIX B650E-F GAMING WIFI」を組み合わせた。
メインストリームのAMD B650Eチップセットを採用。ビデオカード用に加え、NVMe M.2スロット用のPCIe 5.0を搭載するほか、12+2フェーズの電源回路や、放熱効果に不安のない大型M.2ヒートシンク。そして高速な次世代ネットワークの2.5ギガビットLAN&6GHzをサポートするWi-Fi 6Eなど、スペック&機能にスキのない1枚になっている。
「ROG STRIX B650E-F GAMING WIFI」は、PCを彩るLEDギミックなど、ハイエンドモデルに迫る充実のスペックと機能を備えるが、価格がやや割高となっている。
価格を抑えるならゲームに必要な機能と、ミリタリーグレードの耐久性をあわせた「TUF Gaming」シリーズで、AMD 650チップセットを採用する「TUF GAMING B650-PLUS WIFI」を選ぶのも良いだろう。