「WisdomBase」、共通テストなどで出題される大問選択問題の作成機能を開始
試験に強みをもつナレッジ管理システム「WisdomBase(ウィズダムベース)」を運営する株式会社シェアウィズは2023年4月11日、「大問選択問題」を作成できる機能の提供を開始。大学入試共通テストなどで出題されるような問題形式の出題が可能となった。
「WisdomBase」は、検定団体が運営する資格試験や、社内における昇進や昇格試験など、パソコンやスマートフォンなどから受験できるオンライン試験システムを提供している。試験機能は数千人規模で一斉受験が可能で、約6000万通りの試験を設定できる。
今回新たに追加した機能は、大学入試共通テストなどで出題されるような、複数の問題から任意の問題を選択し、選択した問題のみ採点される「大問選択問題」の機能だ。紙試験で出題されている大問選択問題をオンライン上でも再現可能にした。
試験レクチャーの中に複数の大問(セクション)がある際に、受験者が解答したいセクションを選択し、選択しなかったセクションは採点対象から外す選択問題を作成できる。たとえば、大問1〜大問3を共通問題として、大問4と大問5はいずれかを選択して解答させるような試験を作成したい場合に活用できるという。