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サムスンが「Galaxy S23」シリーズの国内発表会を開催! カメラではユーザーの声による改良も

2023年04月08日 09時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●ASCII

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Galaxyに最適化された高速チップを搭載
冷却性能も向上

 2つ目の特徴であるゲーミング性能については、サムスン電子ジャパン プロダクト担当の前島大樹氏がプレゼンテーションを行なった。

サムスン電子ジャパン プロダクト担当の前島大樹氏

 優れたゲーミング性能を実現する最も重要な要素はプロセッサーだ。Galaxy S23シリーズには、この製品向けにカスタマイズされた「Snapdragon 8 Gen 2 For Galaxy」が搭載されている。通常の「Snapdragon 8 Gen 2」は最大3.2GHzだが、Snapdragon 8 Gen 2 For Galaxyは最大3.36GHzと、さらに速い処理速度を実現している。

Galaxy S23シリーズはゲーミングに有利な5つの特徴を持つ

クアルコム ジャパンの代表社長 須永順子氏がゲストとして登場。Snapdragon 8 Gen 2 For Galaxyの特徴を紹介した

Snapdragon 8 Gen 2 For Galaxyのスペック。前世代のチップに比べて、処理速度は35%向上し、電力効率が40%アップしている

GPUの性能も大きく向上

 Galaxy S23シリーズは、光を立体的に表示するレイ・トレーシングにも対応。ゲーミングPC並みのリアルな映像を楽しめるという。

レイ・トレーシングにも対応

 プレイ中の発熱を抑えるために両モデルに「ベイパーチャンバー冷却システム」を導入。Galaxy S22 Ultraにも搭載されていたが、S23 Ultraでは約2.1倍に拡大し、冷却性能を向上させている。また、充電ケーブルを接続してプレイする際に、バッテリーを介さずに直接スマホに給電する仕組みも採用されている。

Galaxy S23にもベイパーチャンバーが搭載されている

充電しながらプレイしても、熱くならなくなった

 バッテリー容量はGalaxy S23が前モデルよりも200mAh多い3900mAhで、Galaxy S23 Ultraが前モデルと同じ5000mAh。電力効率が向上しているため、どちらのモデルも電池持ちが長くなっている。

Galaxy S23 Ultraのバッテリー容量は前モデルと同じだが、長持ちするように進化している

 ディスプレーは、従来から搭載している環境に応じて画質が調整される「ビジョンブースター」が進化。太陽光下で明るく見えるように調整されることはもちろん、曇天でも、屋内でも適切な明るさとコントラストに調整されるようになった。

屋内でも屋外でも見やすい画質に自動調整される

 Galaxyは従来から内部の部品にリサイクル素材を使うなど、環境に配慮した製品開発を行なっている。Galaxy S23シリーズでは、内部だけでなく外装にも再生素材を使用。さらに、梱包材に再生紙を使うなど、SDGsへの取り組みを強化している。

背面パネルにも再生素材が使われている

パッケージやアクセサリーも環境に配慮されている

auからは待望の1TBモデルも発売

 Galaxy S23はドコモ、au、楽天モバイルが取り扱い、Galaxy S23 Ultraはドコモとauが取り扱うことが発表された。いずれも4月20日発売で、4月6日から予約受付が始まっている。Galaxy S23 Ultraは、日本向けでは初めて1TBモデルが発売されることが発表され(auオンラインショップのみ)、客席から拍手が起きていた。

ドコモはGalaxy S23とGalaxy S23 Ultraの両方を取り扱う

auはGalaxy S23 Ultraの1TBモデルも取り扱う

楽天モバイルはGalaxy S23のみを取り扱い、カラバリは2色

 予約して購入した人向けの特典も発表された。Galaxy S23とGalaxy S23 Ultra(256GBモデル)の購入者には、ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds2」と好きなデザインを選べるケースがプレゼントされる。Galaxy S23 Ultra(512GBモデル/1TBモデル)の購入者には、それぞれ256GBモデル/512GBモデルとの差額相当がAmazonギフト券で還元される。

Galaxy S23とGalaxy S23 Ultra(256GB)の予約購入特典はGalaxy Buds

Galaxy S23 Ultra(512GB/1TB)は、ストレージ容量がワンランク下のモデルとの差額が還元される

 さらに、キャリア各社の割引施策も同時に利用することができる。

ドコモは22歳以下を対象に割引

auは一定の条件を満たす機種変更が対象

楽天モバイルは新規契約がオトク

ミッドレンジの「Galaxy A54 5G」も発表

 ミッドレンジの最新機種「Galaxy A54 5G」を発売すること発表された。約6.4型の有機ELディスプレー、約5000万画素をメインとする3眼カメラ、5000mAhの大容量バッテリーなど、充実した機能を備える。5月下旬発売で、ドコモとauが取り扱う。

Galaxy A54 5Gの特徴

ドコモとauが取り扱う。4月6日から予約受付が始まっている

 さらに、すでに発売中のタブレット「Galaxy Tab S8+」を、4月6日からauでも購入できるようになることが発表された。

auがGalaxy Tab S8+の取り扱いを開始

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