仙台のスタートアップの情報発信を支援、PR TIMESが仙台市と連携協定締結
株式会社PR TIMESは2023年3月29日に、スタートアップなどの情報発信支援および経済施策などの発信を目的とした連携協定を、宮城県仙台市と締結した。2023年4月1日から効力が発生する。
今回の協定により、以下の取り組みが実施される。
・仙台市が支援する地元事業者に「PR TIMES」を無償で利用できるプログラムを提供
・仙台市が支援する地元事業や団体等に向けた広報PRセミナーの開催検討
・仙台市によるスタートアップ施策等の情報発信に際し「PR TIMES」を無償提供
仙台市は「仙台スタートアップ戦略」のもと、目指す姿として「仙台・東北から世界を変える『スタートアップ』が生まれ、世界中からソーシャルイノベーターが集う都市へ SENDAI-Capital of Social Innovation-」を掲げ、仙台の強みや特徴を生かして社会的経済的なインパクトの創出を目指すスタートアップの支援に取り組んできた。同時に、地域経済の現状を踏まえた、中小企業の課題解決支援を行っている。
一方でPR TIMESは、プレスリリース配信サービス「PR TIMES」において2015年から、創業間もない企業が設立後2年経過まで条件付きで、無料で「PR TIMES」を利用できる「スタートアップチャレンジ」 を提供している。また、仙台市をはじめとする東北地方で、地元の企業や団体と連携し、企業の情報発信を支援する取り組みを行ってきた。
仙台市は内閣府が選定するスタートアップ・エコシステム拠点の推進拠点都市として選定されており、今回、仙台市におけるスタートアップ、地域企業の情報発信支援をともに取り組むことを目指し、仙台市とPR TIMESの連携協定が実現したという。
仙台市とPR TIMESは今後も協議を行い、スタートアップ企業の枠組みだけでなく、地域に根ざして事業を行う事業者に対しても広報PRの価値を伝える取り組みをともに行っていくとしている。