DERTA、新潟県の「デザイン経営」推進に向けFigmaやNotionなどの最先端SaaS企業との取組を支援
株式会社DERTA
~新潟県内の「デザイン経営」やDXの実現を推進するための情報提供をサポート~
Update Localをミッションに掲げる株式会社DERTA(本社:新潟県新潟市、代表取締役CEO:坂井俊 以下、DERTA)は、新潟県が推進する「デザイン経営」の取組を支援していることをお知らせします。 この支援を行うにあたり、ブラウザ上で共同編集できるデザインプラットフォーム「Figma(フィグマ)」を運営するFigma, Inc.(本社:米国サンフランシスコ)と、コラボレーションソフトウェア「Notion(ノーション)」を提供するNotion Labs Japan合同会社 (本社:東京都、ゼネラルマネージャー:西 勝清)と連携し、実施しております。
■背景
新潟県は、「挑戦する人、企業が生まれる県」を目指し、新潟県内の起業・創業支援に注力した政策を展開しています。その一方で、新潟県内の企業においては、デザインの活用や、デジタルプロダクト開発の経験のある人材が不足しているという課題を抱えていました。
そこで、新潟県は、2022年12月に国内では異例の「デザイン経営」担当参与を設置。デジタルプロダクト開発の実績が多岐に渡り、デザイン組織の立ち上げ経験を有する株式会社グッドパッチの齋藤恵太氏が就任しました。(※1)現在は、「デザイン経営」を推進すべく、新潟県内企業に向けて「デザイン経営」に関する情報提供やメンタリングなどの支援活動を行っています。
この「デザイン経営」推進の取組として、新潟県は世界でも先端的なSaaS(Software as a Service)サービスを提供するFigmaやNotionを活用した情報集約ポータルサイトを開設しました。企業成長に必要な「デザイン経営」やDX領域における情報、ノウハウの提供を推進する動きを強化しています。
引き続き、地方企業や地域独自の課題を起業家・クリエイターが所属する共創コミュニティの力で解決する株式会社DERTAは、新潟県内の「デザイン経営」やDXの実現を推進するための情報提供をサポートしていきます。
■具体的な取り組み
(1) 「デザイン経営」情報集約ポータルサイト「新潟県デザイン経営ラボ」の開設
新潟県デザイン経営ラボ:https://niigata-pref.notion.site/ec7477bea2ac4430b9d444b4bc91332a
「新潟県デザイン経営ラボ」とは、新潟県内の優良デザイン事例やその制作過程の知見などをまとめた情報集約ポータルサイトです。
本サイトは、ブラウザ上で共同編集できるデザインプラットフォーム「Figma(https://www.figma.com/ja/)」とコラボレーションソフトウェア「Notion(https://www.notion.so/ja-jp/product)」を活用しています。ノート・議事録、データベースなどの機能がオールインワンのワークスペース上に揃い、外部共有や共同編集、外部公開が可能なNotionと、リアルタイムの共同編集、デザイン作業やプロトタイプの作成が可能なFigmaを有効利用。開発時のコストを下げながら、運用面でも迅速な情報発信とコンテンツ更新のしやすさを兼ね備えたサイト構築を実現しました。
情報例
優良デザインプロジェクトの概要や背景、実際に制作で利用されたFigmaをまとめた「デザインファイル」
新潟県内経営者のデザインへの期待や想いを紹介する企業事例集「デザインアーカイブ」
「デザイン経営」に関する「イベント動画アーカイブ」
「デザイン経営」の情報をまとめた「参考リンク集」
今後とも、新潟県内における「デザイン経営」の浸透と産業活性化を目的に運営してまいります。
※本サイトは、地方企業や地域独自の課題を起業家・クリエイターが所属する共創コミュニティの力で解決する株式会社DERTAが開発を受託しました。
(2) Notion for Startupsの提供
新潟県内のスタートアップ施設SN@P新潟(https://snap-niigata.co.jp/)を利用する人は、Notionサービスの利用が一定額無料となる「Notion for Startups」を利用することができます。
■各代表コメント
新潟県 参与「デザイン経営」担当 / 株式会社グッドパッチ Goodpatch Anywhere 事業開発プロジェクトリーダー 齋藤 恵太(さいとう けいた)
今回、呼びかけに応えてくださった両社に改めて感謝を申し上げます。「デザイン経営」という大きなテーマを実現するにあたっては必ず、「企業の文化を変革する」という壁にぶつかります。その際に有効なのが「社内で利用するツールを変える」という手段があります。「ツールを変える」は「使う言語を変える」くらいのインパクトを組織にもたらし、自然と組織の「考え方が変わる」効果があると考えています。
今回の2社のツールは世界でも普及が進む先端的なツールであり、コラボレーションインターフェイスデザインツールのFigma、コネクテッドワークスペースのNotionという、コラボレーションを重視した設計思想が含まれています。弊社グッドパッチにおいて、実際に活用されなくてはならないツールとして利用しています。これを機会にツールと共に、デジタルを褐葉する現代における先進的な組織の考え方も普及できればと考えています。
Figma Japan株式会社 日本カントリー・マネージャー 川延 浩彰(かわのべ ひろあき)
この度、このような取り組みを新潟県と一緒に進めることに大変興奮しております。この取り組みを通しFigmaとしても「デザイン経営」がより一層日本に浸透し、良いインパクトをもたらしてくれることを期待しています。「デザイン経営」は、弊社も大変重要と考えており、去る3月14日に「デザイン経営2023」と言うイベントを開催し、1,000名をこえる皆様に参加して頂きました。
その中でFigmaのコミュニティ活動を、日本中の様々な都市へ拡大していくことを発表させて頂きました。本活動を通して、弊社としても微力ながら行政へのデザイン経営や、DXに貢献出来ると大変嬉しいです。
Notion Labs Japan合同会社 ゼネラルマネージャー 西 勝清(にし かつきよ)
この度、新潟県が推進する「デザイン経営」の支援活動における取り組みの一環として、Notionをご利用いただけることを大変嬉しく思います。私たちにとって、新潟県は、日本語ベータ版公開以前より続く、日本国内でも歴史の長いコミュニティ(Notion Niigata)がある思い入れの深い土地です。今回の活動を通じて、新潟県のデザイン経営、DXの推進に貢献できると共に、より多くのスタートアップの皆さんにNotionをご利用いただき、共に成長していくことを楽しみにしています。
株式会社DERTA 代表取締役CEO 坂井 俊(さかい しゅん)
この度、新潟県が推進する「デザイン経営」推進活動を支援することができ、大変光栄です。
「デザイン経営」は、スタートアップや成長の加速、歴史ある大企業によるオープンイノベーションなど、今後の日本の経済をけん引する事業を生み出す文脈において、その根幹に位置するような考え方だと捉えています。
この活動がさまざまな地方都市に波及し、日本経済を変えるような取り組みにするために貢献できればと考えています。
【備考】
(※1)新潟県 参与「デザイン経営」担当、齋藤恵太氏就任における参考情報
https://goodpatch.com/news/design_driven_mgmt_advisor_saito
本件に関する問合せ先
株式会社DERTA info@derta.co.jp(担当:須貝)