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どれが買い? AQUOS sense7×OPPO Reno7 A×Redmi Note 11 Proを徹底比較 第1回

AQUOS sense7×OPPO Reno7 A×Redmi Note 11 Pro

今人気のFeliCa入りミドルクラススマホ3機種徹底比較 まずはスペック&周辺機能

2023年04月03日 12時00分更新

文● 中山 智 編集●ASCII

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意外と大事なカラバリの豊富さ

・AQUOS sense7:5色(ライトカッパー、ブルー、ブラック、ラベンダー、フォレストグリーン)
・OPPO Reno7 A:2色(スターリーブラック、ドリームブルー)
・Redmi Note 11 Pro 5G:3色(ポーラーホワイト、グラファイトグレー、ブルー、アトランティックブルー)
※製品名/ラインナップ/カラー

 本体のカラーバリエーションはAQUOS sense7が1月に新色の「フォレストグリーン」が追加され、最大で5色。ただし、ラベンダーに関してはドコモ限定カラーとなっています。ブルー系やブラック系のカラーは3モデルともラインアップしていますが、OPPO Reno7 Aはホワイト系のカラーバリエーションがありません。

AQUOS sense7はドコモ版にラベンダーがある

さらに1月にフォレストグリーンを追加

OPPO Reno7 Aは2色のカラーバリエ-ション

Redmi Note 11 Pro 5Gは3色展開

5Gの対応バンド比較

・AQUOS sense7:n3/n28/n41/n77/n78/n79
・OPPO Reno7 A:n3/n28/n41/n77/n78
・Redmi Note 11 Pro 5G:n3/n28/n41/n77/n78
※製品名/対応バンド

 5Gネットワークは、3モデルともSub 6にのみ対応で、ミリ波は非対応。AQUOS sense7のみ、ドコモで使われている4.5GHz帯のn79に対応しています。MNO、MVNO含めてドコモ回線で使いたいユーザーはAQUOS sense7を選んだ方が、5Gが使えるエリアは広くなります。

SIMやネットワークを比較

・AQUOS sense7:nanoSIM×1/eSIM/802.11a/b/g/n/ac
・OPPO Reno7 A:nanoSIM×2/eSIM/802.11a/b/g/n/ac
・Redmi Note 11 Pro 5G:nanoSIM×1/eSIM/802.11a/b/g/n/ac
※製品名/SIMスロット/eSIM対応/無線LAN

 3モデルともeSIMに対応。物理SIMはOPPO Reno7 Aが唯一2枚セットできるようになっています。ただし1枚はmicroSDカードとの排他使用です。また、SIMトレーはOPPO Reno7 AとRedmi Note 11 Pro 5Gがピンで押し出すタイプで、AQUOS sense7はピンなしで引き出せるタイプとなっています。

AQUOS sense7のSIMトレーは爪で引っ張り出せる

OPPO Reno7 AはnanoSIMが2枚セットできるが、片方はmicroSDと排他使用

Redmi Note 11 Pro 5Gは、片面にnanoSIM、背面にmicroSDをセットするタイプのトレー

 Wi-Fiはいずれも802.11ac(Wi-Fi 5)までの対応です。

指紋や顔などの生体認証は3モデル対応

・AQUOS sense7:顔認証(マスク対応)/指紋認証(側面)
・OPPO Reno7 A:顔認証/指紋認証(ディスプレー内)
・Redmi Note 11 Pro 5G:顔認証/指紋認証(側面)
※製品名/生体認証

 生体認証は3モデルとも顔認証と指紋認証に対応しています。AQUOS sense7はマスクをつけたままでの顔認証にも対応しているので、花粉症の季節などには便利。指紋認証はOPPO Reno7 Aのみセンサーがディスプレー上にあるタイプで、ほか2モデルは本体右側に配置。ただし、Redmi Note 11 Pro 5Gは電源ボタンと一体型の指紋認証センサーに対して、AQUOS sense7は電源ボタンとは別の部分に指紋認証センサーがあります。

電源ボタンの下に指紋認証センサーを別途配置しているAQUOS sense7

OPPO Reno7 Aのみ画面内指紋認証。やや下の方にあり、親指だと若干操作しにくい

Redmi Note 11 Pro 5Gは電源ボタンと指紋認証センサーが一体になっており、押し込まなくても触るだけで認証してくれる

AQUOS sense7とRedmi Note 11 Pro 5Gは右側面にボタン類が集まっている

OPPO Reno7 Aは音量ボタンを本体左側面に配置

防水防塵やおサイフケータイなどの便利機能

・AQUOS sense7:IPX5/8、MIL規格準拠/おサイフケータイ対応
・OPPO Reno7 A:IPX8、IP6X/おサイフケータイ対応
・Redmi Note 11 Pro 5G:IPX3、IP5X/おサイフケータイ対応
※製品名/防水防塵/おサイフケータイ対応

 防水・防じんに関しては、OPPO Reno7 AはIPX8、IP6Xに対応しています。また、AQUOS Sense7はIPX5/8ですがMIL規格にも準拠しており、耐衝撃なども高いのがポイント。アルコール除菌シートでの拭き取りにも対応しているので、ハードに使いたい人にはポイントが高いでしょう。

Redmi Note 11 Pro 5G(右)はいわゆる生活防水レベルなので、水気の多いところでは使わないほうが無難だ

 いずれもオープンマーケット版のSIMフリーモデルながら、おサイフケータイにも対応しているので、モバイルSuicaなどを使いたい人は、どのモデルを選んでも問題ありません。

【まとめ】スペックは甲乙つけがたく
サイズと対応バンドに差が出る

 以上、AQUOS sense7、OPPO Reno7 A、Redmi Note 11 Pro 5Gの3モデル徹底チェック「基本スペック編」でした。かなり似通ったスペックで甲乙つけがたい3モデル。大きな違いは、サイズと5Gの「n79」に対応しているかどうかがポイントですね。

基本スペックでは甲乙がつけがたい結果になった3モデル

 次回はディスプレー回りのエンタメ機能系とバッテリーについて比較検証します。

  AQUOS sense7 OPPO Reno7 A Redmi Note 11 Pro 5G
メーカー シャープ OPPO シャオミ
価格 5万4450円 4万4800円 4万4800円
ディスプレー 6.1型IGZO OLED
(約20.3:9)
6.4型有機EL
(約20:9)
90Hz対応
6.67型有機EL
(20:9)
120Hz対応
画面解像度 1080×2432 1080×2400 1080×2400
サイズ 70×152×8mm 73.4×159.7
×7.6mm
76.1×164.1
×8.12mm
重量 約158g 175g 202g
CPU Snapdragon 695 5G
2.2GHz+1.8GHz
(オクタコア)
Snapdragon 695 5G
2.2GHz+1.8GHz
(オクタコア)
Snapdragon 695 5G
2.2GHz+1.8GHz
(オクタコア)
内蔵メモリー 6GB 6GB 6GB
内蔵ストレージ 128GB 128GB 128GB
外部メモリー microSD
(最大1TB)
microSD
(最大1TB)
microSD
(最大1TB)
OS Android 12 Android 11
(ColorOS 12)
Android 11
(MIUI 13)
5G対応バンド n3/28/41/77/78/79 n3/28/41/77/78 n3/28/41/77/78
4G対応バンド 1/2/3/5/8/12/17
/18/19/21/38/41/42
1/3/4/5/8/12
/17/18/19/26/28
/38/40/41/42
1/2/3/4/5/7
/8/12/13/17/18
/19/20/26/28
/38/40/41/42
3G対応バンド 1/2/5/8 1/4/5/6/8/19 1/2/4/5/6/8/19
DSDS
無線LAN IEEE802.11ac
(2.4/5GHz対応)
IEEE802.11ac
(2.4/5GHz対応)
IEEE802.11ac
(2.4/5GHz対応)
カメラ画素数 50メガ
+8メガ(超広角)
/イン:8メガ
48メガ(標準)
+8メガ(超広角)
+2メガ(マクロ)
イン16メガ
108メガ(標準)
+8メガ(超広角)
+2メガ(マクロ)
イン16メガ
バッテリー容量 4570mAh 4500mAh
(18W対応)
5000mAh
(67W対応)
Qi × × ×
FeliCa/NFC ○/○ ○/○ ○/○
防水/防塵 ○/○
MIL規格準拠
○/○ ×/○(IP53)
生体認証 ○(側面指紋+顔) ○(画面内指紋、顔) ○(側面指紋+顔)
SIM形状 nanoSIM+eSIM nanoSIM×2
(nanoSIM+eSIM)
nanoSIM+eSIM
USB端子 Type-C Type-C Type-C
イヤホン
カラバリ ライトカッパー、ブルー、ブラック、ラベンダー、フォレストグリーン スターリーブラック、ドリームブルー グラファイトグレー、ポーラーホワイト、アトランティックブルー
発売時期 2022年11月 2022年6月 2022年5月

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