第50回 【2023年提出】確定申告ガイド

確定申告3月15日提出期限「失敗しない提出方法まとめ」もっともギリギリはどれ?

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 令和4年(2022年)分の所得税および復興特別所得税の確定申告の相談および申告書の受け付けは、2023年(令和5年)3月15日(水)までです。はい、泣いても笑っても前日を迎えました。すでに提出済みですか?

 まだ出してないという方のために、改めて確定申告書の提出法をおさらいしましょう。期限後申告扱いにならず一番、ギリギリのタイミングまで粘れる提出方法はなんでしょうか?

答え:税務署に設置されている「時間外収集箱へ投函」

 確定申告書は、以下の4つの方法で受け付けています。

①所轄税務署に申告書を持参して窓口で提出
②インターネットを利用した電子申告(e-Tax)
③郵便または信書便で所轄税務署に郵送
④所轄税務署に設置される時間外文書収受箱(夜間文書収受箱)へ投函

 税務署の開庁時間は、祝日等を除く月曜日から金曜日の午前8時30分から午後5時までです。

 続いてe-Taxによる申告の場合、日付が変わった16日0:00以降の送信は、文字通り「翌日扱い」となります。なお、受け付け終了間際などにアクセスが集中した場合、動作が遅くなるなどのトラブルも予想されます。時間に余裕を持って送信したほうが、不慮のトラブルを防ぐことができます。

 郵便または信書便で郵送する場合、「3月15日の消印」であれば有効となります。

東京都港区の芝税務署の時間外収受箱

 さて税務署の閉庁時間は、窓口で申告書を提出することはできませんが、時間外収受箱へ投函することにより提出できます。時間外収受箱は主に税務署の屋外に設置されています。この時間外収受箱に提出する場合、「16日の開庁時間前に投函すれば間にあう」といわれています。つまり、④の時間外収受箱に提出がもっともギリギリに提出する方法となります

 なお万が一、所轄税務署が商業施設内にあり「時間外収受箱が屋外に見当たらない……!」という事態に発展しないように、事前に時間外収受箱の設置場所を確認するなど、準備をしましょう。

 

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