自動運転EV開発のチューリング、研究・試作車両開発で業界を牽引する東京アールアンドデーと戦略的パートナーシップを締結
Turing
~2025年に製造・販売を予定する自動運転EV100台を共同開発~
完全自動運転車両の開発・販売に取り組むTuring株式会社(千葉県柏市、代表取締役:山本 一成、以下「チューリング」)は、研究車両・試作車両などの受託開発で業界を牽引する株式会社東京アールアンドデー(本社:東京都千代田区、代表取締役:岡村 了太、以下「東京R&D」)と戦略的パートナーシップを締結いたしました。
チューリングは、2025年に自社オリジナルの自動運転EVを100台、2030年に「完全自動運転」を実現した上で10,000台の製造・販売を目指しています。
今回の戦略提携により、チューリングが強みとするAI・ソフトウェア技術と、東京R&Dが持つ車両開発に関する豊富な経験をかけ合わせて、2025年に製造・販売を予定している自動運転EVを共同で開発します。
まずは、2023年の取り組みとして両社でオリジナルのシャシを設計・開発した上で機能を絞った「試作車」の製造を予定しています。
◾︎チューリング 代表取締役 山本 一成 コメント
車両は非常に巨大かつ複雑なプロダクトであり、その製造には多くのノウハウや経験が必要です。ゼロから完成車メーカーになることを目指しているチューリングにとって、東京R&Dが持つ長年の車両開発・製造経験はとても頼もしく、このような形でともに車両開発ができることを大変うれしく思っています。
◾︎東京アールアンドデー 代表取締役 岡村 了太 コメント
チューリングが目指す「完全自動運転EVの量産メーカー」と、東京R&Dが目指す「個性的でユニークなモビリティメーカー」には、目指す方向性として共通するところが多く、同じ目標に向かって突き進む同志です。この目標を達成するために、相互の得意とする能力を持ち寄り、一丸となって新時代のモビリティを創造してまいります。
◾︎株式会社東京アールアンドデーについて
東京アールアンドデーは1981年の創業以来、40年以上にわたって先行試作車両や量産車両の開発、先端素材を活用した部品開発などを通じて今日の自動車の進化に貢献してきました。EV(電気自動車)やFCV(燃料電池自動車)、複合素材などの最先端技術にもいち早く取り組み、多種多様なニーズに応えてきた中で培った開発ノウハウと多彩な実績を生かし、2021年の創業40周年を機に受託業務のみならず個性的でわくわくできる未来を創り出す「モビリティメーカー」になることを目指しています。
◾︎チューリングについて
チューリングは「We Overtake Tesla」をミッションにかかげ、完全自動運転EVの量産を目指すスタートアップです。世界で初めて名人を倒した将棋AI「Ponanza」の開発者である山本一成と、カーネギーメロン大学で自動運転を研究し、Ph.D.を取得した⻘木俊介によって2021年に共同創業され、AI深層学習技術を用いた限定領域に留まらない「完全自動運転」の実現を目指しています。
なお、シードラウンドで10億円の資金調達を実施済みですが、自社での車両生産体制構築を見据えて2023年中にシリーズAの資金調達を実施する予定です。
社名:Turing株式会社(読み:チューリング、英語表記:Turing Inc.)
代表者:代表取締役 山本一成
設立:2021年8月
資本金:3,000万円(2022年9月末現在)
事業:完全自動運転EVの開発・製造
本社:千葉県柏市若柴226番地44中央141街区1
URL:https://www.turing-motors.com
◾︎採用情報
完全自動運転システム・EV車両を一緒につくる仲間を積極的に募集しています。
採用ページ:https://herp.careers/v1/turing
◾︎報道機関からのお問い合わせ先
広報担当(田中・小野):pr@turing-motors.com