兵庫県神戸市がD-Agree活用し、オンラインディスカッション・実証実験実施
AGREEBIT株式会社
-公園整備をテーマに、様々な意見をオンライン上で集約・分析-
国立大学法人京都大学・名古屋工業大学発スタートアップ企業であるAGREEBIT株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:桑原英人)は、AIファシリテート技術でリアルタイムにオンライン上で議論や意見集約ができ、合意形成支援をする『D-Agree(ディー・アグリー)』を提供して、兵庫県神戸市役所でのオンラインディスカッションの実証実験支援を行いました。 本実証実験は、スタートアップと行政が協働する神戸市発の地域課題解決プロジェクト「Urban Innovation KOBE(アーバンイノベーション神戸)」のプロジェクトとして取り組んでいます。取り組みの結果、D-Agreeを活用することで市民からの多くの意見の引き出しに成功しました。
《神戸市で、市政に生かす為のオンラインディスカッションを、D-Agree活用し実施》
神戸市市長室広報戦略部が企画し、「公園整備」をテーマにオンラインディスカッションを、D-Agreeを活用して2022年11月~2023年2月にかけて行いました。
■取組概要
<第一回目>
・2022年11月25日~12月20日
・ディスカッションテーマ
『みんなが集まり、利用し、交流する公園について』
<第二回目>
・2023年1月19日~2月3日
・ディスカッションテーマ
『石屋川公園を舞台にした「みんなが集まり、利用し、交流する」公園づくり』
●神戸市市長室広報戦略部広聴担当係長 藤田様
「今回、若い方の参加が中心になると考えて実証実験を行いましたが、D-agreeが使いやすく、10代から80代の方が利用し、幅広い世代の方に利用してもらえることが分かりました。また夜間の投稿が多く、空いた時間を活用して時間に制約されることなく参加できるという点も大きなメリットであり、自治体におけるデジタルを活用した新たな広聴方法としての可能性を感じています。」
●神戸市市長室広報戦略部広聴担当 岩本様
「今回、市民の皆さんから身近な公園について多数のご意見をいただきました。市政に対する意見は投稿者と市の1対1のやり取りとなることが多いのですが、リアルタイムに意見交換ができるD-agreeを活用することで、他の方の意見を踏まえた新たな提案もいただくことができました。また、参加者の方から「他の参加者の意見が参考になった」というご意見もありました。」
AIによる議論・合意形成を支援する世界唯一の新サービス「D-Agree」
AGREEBITでは、国内初、世界的にも唯一となる、AIによるファシリテーション支援を実現した、インターネット上の議論・合意形成支援をするオンラインプラットフォーム「D-Agree」を展開開始しています。
AI・集合知研究において国際的なトップ研究者である伊藤孝行(京都大学大学院情報学研究科教授、情報処理学会フェロー等)研究室の研究成果をもとに開発。国際特許(国際出願番号 PCT/JP2019/31183)を取得しています。
D-Agreeでは、AIが自動的に議論のファシリテーションを行い、時間的制約も少なく、意見集約が可能になります。さらにAIによる議論炎上防止フィルターがリスクマネジメントを行います。集まった意見は、AIにより解析され、議論内容の抽出、構造化、分析が行われ、さらに議論を深めることが可能です。
▼D-Agreeについて▼
https://www.agreebit.jp/contact
【会社概要・今後の展望】
AGREEBIT株式会社は、国立大学法人京都大学・名古屋工業大学発スタートアップ企業です。AI・エージェント開発/分析事業や、AI に関連する人材教育事業を手がけています。
持続可能な世界を実現するため AI エージェント技術を社会に提供し、世界の課題、国の課題、地域の課題、企業の課題などの解決への貢献を目指してまいります。
会社名:AGREEBIT株式会社
代表取締役/CEO:桑原 英人
設立:2019年3月5日
資本金:11,650,100円 ※資本準備金含む(2022年7月現在)
事業内容:AI議論支援サービスD-Agreeの展開