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GRAND FINALSはオフライン・有観客で実施、実行委員2人にインタビュー

シャドバ大学生リーグ実行委員会から繋がる、eスポーツの未来

2023年03月09日 11時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

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大学生リーグの企画・運営も大学生が担当
オフライン・有観客の難しさ

──よろしくお願いします。まずは、自己紹介をお願いします。

実行委員のリーダーを務める渡邊さん。今回は卒業論文の制作があったため、途中からの参加になったとのこと

渡邊 陸央さん(以下、渡邊さん):大学生リーグ実行委員会のリーダーを務めている渡邊です。本大会は、卒業論文の関係であまり業務に携われなかったので、真木君に企画進行のリーダーをやってもらって、そのサポートという形で携わりました。最近は卒業論文の制作も終わったので、よりお手伝いできるようになりました。

渡邊さんの代わりにリーダーの業務を引き継いだ真木さん

真木 拓海さん(以下、真木さん):大学生リーグ実行委員会の真木と申します。今は大学3年生で、GRAND FINALSでは実際に何をするのかという企画の部分と、制作物の作成を担当しています。

──具体的にはどういったことを担当されていたのでしょうか。

真木さん:試合の部分については別の担当がいるので自分は担当していないんですけど、観客を盛り上げる施策を企画して、実行するといった感じです。

──この実行委員会に入ろうと思ったきっかけがあれば教えてください。

渡邊さん:もともとシャドウバースの大学生リーグに出場していて、シャドウバースが好きだったというのと、eスポーツの運営ってどんな感じだろうと興味があったので、募集をみてすぐに応募しました。そのまま合格して、今に至ります。

真木さん:自分はシャドウバースが好きだったのと、以前実行委員会のメンバーだった方から大学生リーグの実行委員会っていうのがあるんだよと教えてもらいました。もともと学園祭の実行委員といった学生主体での活動が好きで、かつシャドウバースも好きだったので、とてもいいなと思って応募しました。

──今回取材させていただくにあたって、昨年よりやることが増えたと伺っています。どういった業務が増えたのでしょうか。

渡邊さん:昨年から引き続きの作業がありつつ、有観客になった点が大きいですね。加えて、大会終了後に実施するアフターパーティーについても、今年からは学生主体で企画して実施することになりました。せっかくシャドウバースが好きな人たちが集まっているので、交流の場を設けたいということで、企画しました。

真木さん:あとは、リーグのジャッジといったことも、学生が対応できることになりました。これも、新しく増えた業務の1つですね。

──色々とやることも増えたとのこですが、大会を通じでやりがいを感じた、大変だったと感じたことはありますか?

真木さん:できるだけの準備はしてきたつもりなんですが、やはり想定が甘かったなと感じる部分がありました。もともと想定していたことと違う部分が出てきてしまって、それに対して現場に用意されているもので対応しなくてはいけないというのは、大変でした。そこは、さまざまな方の力を借りた部分もあるんですけど、ある程度どんな状況でも対応できる準備はしてきたので、望んだ形にはなったかなと感じています。

渡邊さん:卒業論文を制作していてブランクがあったので、その間の変化に対応するのが少し大変でした。ただ、今回はオンラインでさらに有観客ということもあり、選手の顔も間近で見ることができて、自分たちの企画だったり、Twitterを使ったキャンペーンだったりをやった際に選手の皆さんが盛り上がっているのを見て、とてもやりがいは感じています。

──ちなみに、有観客の難しさってありましたか?

有観客のオフライン会場。多くの人が対戦画面に釘付けになっていた

渡邊さん:初めてのオフライン開催なので、どれくらい観客に来てもらえるかが想定できないというのが難しかったです。どれくらいの規模を想定して企画すればいいのかも、悩みました。

真木さん:自分たちは運営している立場なので、イベントの企画や運営については理解しているんですけど、参加者が実際に何もしらない状態で参加してどう思うかという部分考える、参加者側の視点に立つというのが難しかったですね。

──大会の企画、運営に関してはノウハウがたまってきたと思いますが、慣れてきた部分もありますか?

渡邊さん:全体的に慣れてきた部分は結構あります。予選はオンラインで実施してきたんですけど、マニュアルやフローは結構洗練されてきましたし、自分が教える側に回れたというのもあるんですけど、予選の運営に関してはノウハウができてきて、やりやすくなりましたね。

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