エイムトレーニングから最適な設定を割り出すROG Ace×Aim Labの新モデル
最強のマウス設定を知りたい?その悩みに応えるゲーミングマウスが登場
2023年02月25日 10時00分更新
ゲーマーをメインターゲットに、ディスプレーやノートPCなどさまざまなデバイスを精力的にリリースしているASUSのゲーミングブランド「ROG」(Republic of Gamers)。
今回はそんなROGからリリースされるゲーミングマウスの「ROG Harpe Ace Aim Lab Edition」とマウスパッド「ROG Hone Ace Aim Lab Edition」、ゲーミングキーボードの「ROG Falchion Ace」をお借りできたので紹介していきたいと思う。
ゲーマーの求めるものを詰め込んだ
高水準のマウス&キーボード
ここ数年のゲーミングマウスは技術の進歩に合わせてワイヤレス化と軽量化がトレンドになっており、市場に参入している多くのメーカーもその流れに追従している状況だ。この「ROG Harpe Ace Aim Lab Edition」(以下、Harpe)もまた、そうしたトレンドに沿ったハイクオリティーな製品になっている。具体的な機能について言及する前に、まずはHarpeの外観を見ていこう。
Harpeは黒を基調色とした左右対称型(サイドボタンは左側のみ)のマウスで、有線・無線接続をユーザー側が任意で切り替えられる。また、重量については肉抜きされていないながらも54g。同じく肉抜きされていない軽量マウスで人気の高い「ロジクールG Pro X Superlight」が約63gなので、かなり軽いマウスだと言えるだろう。
ボタンとスイッチの構成は左右メインボタン、左サイドボタン×2、スクロールホイールスイッチ×1、DPI切り替えボタン、ポーリングレート切り替えボタン、接続切り替えスイッチといった標準的なものになっている。
サイズは63.7(W)×127.5(D)×39.3(H)mmで縦が長めの形状になっている。上面の左右メインボタンはボディーから切り離されたセパレートタイプで、指を配置しやすいように若干の凹みがあり、正面から見るとわずかに逆アーチを形成しているのがわかる。
その間にあるのがクリック機能を有したスクロールホイールスイッチで、横幅は約7mm。そのうち内側の5mmは滑り止め用のラバーで覆われており、両サイドの残り1mmは内蔵されたLEDが透過する半透明のプラ素材でできている。なお、このスクロールホイールは24ノッチで1回転する仕様だった。
左右メインボタンに使用されているスイッチは7000万回のクリックに耐えると言われているROG独自のスイッチを採用。左右のボタンを押した際の感触が極力同じになるように選別されており、プレイヤーが違和感を感じないようになっている。
左側面は親指の腹が接触しやすい場所に凹凸が設けられており、マウスを握る時に必要以上に力を込めなくてもホールドできるような設計となっていた。前後方向に並んでいるサイドボタンは本体から約1mmほどせり出した形状で、スイッチはKailh製。左右メインボタン用スイッチより押し込んだ感触が返ってくるタイプだが使い勝手は上々だ。
続いて底面部。PTFEでできたソールが前後方向に2枚ずつ、センサーホールの周りに1枚の、計5枚が取り付けられていた。
センサーホールの左側にはDPIとポーリングレートの切り替えボタンがあり、右側には有線接続、ワイヤレス通信の切り替えスイッチを配置している。ワイヤレス接続をしたい時は2.4GHzかBluetooth接続のどちらかを選ぶことが可能。手前側(後ろ側)にある穴には、本機に付属している2.4GHz通信用のワイヤレスレシーバーを挿入できるため、持ち運び時になくす心配がない。
付属品としてパッケージに入っている有線ケーブルは布巻きタイプで、ゲーミングマウスにありがちなケーブルの硬さは皆無だ。このケーブルの先に上述したワイヤレスレシーバーを取り付けることでマウスとの物理的距離を短くすることも可能。うん、至れり尽くせりだ。
ROG Harpe Ace Aim Lab Editionの主なスペック | |
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接続方式 | USBドングル RF2.4G、Bluetooth 5.1、USB 2.0(有線) |
DPI | 100~36000DPI |
最大速度 | 650IPS |
最大加速度 | 50g |
ポーリングレート | 最大1000Hz |
スイッチ | ROGマイクロスイッチ |
バッテリー | 公称最大90時間 |
本体サイズ | 63.7(W)×127.5(D)×39.3(H)mm |
重量 | 54g |
付属品 | マウスグリップテープセット、マウスフィートステッカー、ROGパラコートケーブル、ROG×Aim Labステッカー、ドングル延長用アダプターなど |