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「AI Messenger Voicebot」が、独自技術により音声合成機能をアップデート

PR TIMES

株式会社AI Shift
より自然な人の声を生成し表現、実証実験では通話直後に切断する割合が40%改善

株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:藤田晋、東証プライム市場:証券コード4751)の連結子会社である株式会社AI Shift(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:米山結人、以下AI Shift)は、AI自動音声対話システム「AI Messenger Voicebot」において、より自然な人の声を生成し表現する独自技術を開発し、音声合成機能をアップデートしたことをお知らせいたします。 本技術はサイバーエージェントの研究開発組織「AI Lab」と共同開発しており、実証実験では、通話直後に機械音だと判断して電話をすぐに切ってしまう「即切断」が40%改善いたしました。





背景

昨今、電話応対の工数削減や応答品質の向上を目的に、電話でのお問い合わせ対応を自動化するボイスボットの活用が増加しています。
一方、ボイスボットの音声は明瞭で聞き取りやすい反面、自然さに欠けてしまい機械音声であるとすぐに判別されるため、利用者が対応時間外だと認識してしまい、電話をすぐに切ってしまう「即切断」が起こりやすいという課題がありました。
電話対応を自動化する「AI Messenger Voicebot」を提供するAI Shiftでは、ボイスボットの音声をより自然な人の音声に近づけることで利用者の離脱を防げると考え、サイバーエージェントの研究開発組織「AI Lab」と共同で、より自然な人の音声を生成できる独自技術を開発し、「AI Messenger Voicebot」の音声合成機能をアップデートいたしました。実証実験の結果「即切断」が40%改善しており、企業におけるボイスボット導入効果のさらなる向上が期待されます。

今後は、導入企業に合わせた声色や、キャラクターなどに合わせたカスタム音声合成に対応することで、ボイスボットの活用範囲を広げてまいります。


実証実験について

独自の音声合成技術の有用性を検証するため、Google Could Text-to-Speechを活用した従来の音声とのA/Bテストを行いました。
本A/Bテストでは、上記それぞれの技術で生成した音声を用いたボイスボットをユーザーに対してランダムに半数ずつ割り振り、検証を行いました。また、最終的にどちらの音声合成が効果的かを判断するため、特定の導入企業だけでなく、複数の導入企業において、受電対応および架電対応のどちらも実施いたしました。
※A/Bテストの仕組みの詳細は下記をご覧ください。
https://www.ai-messenger.jp/voicebot/news/1878/

◯実施顧客
すでにAI Messenger Voicebotを導入済みの金融機関・保険企業など、複数の導入企業
◯実施期間
2022年9月~12月
◯テスト内容
ユーザーごとに「既存の技術で生成した音声」と「独自の技術で生成した音声」を切り替え、受電対応及び架電対応を実施。


◯結果
どのテストにおいても独自の音声合成システムを用いたボイスボットの効果が良く、電話をすぐに切ってしまう即切断率は最大40%改善いたしました。また、会話中の切断についても、AI Shift 音声合成を用いることで約17%改善しました。



「AI Messenger Voicebot」について

「AI Messenger Voicebot」は、音声対話に特化した独自のAIエンジンによる電話応対の自動化サービスです。従来の音声ガイダンスとは異なるインタラクティブでスムーズな音声対話を実現します。

▼お問い合わせ先
https://www.ai-messenger.jp/voicebot/contact/?utm_source=referral&utm_medium=prtimes&utm_campaign=abtest

▼事例集などお役立ち資料も公開中
https://www.ai-messenger.jp/voicebot/download/?utm_source=referral&utm_medium=prtimes&utm_campaign=abtest