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子ども・若者の動画投稿経験は?

すでに10代男子の10人に1人がYouTuberの時代に!?

2023年01月26日 17時00分更新

文● せきゅラボ

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認知率・利用率共にYouTubeが圧倒的。ただ現在ではABEMAが急上昇しているかも!?

YouTuberになりたい!? もうなってる?

 子どもがなりたい職業としてYouTuberがランクインすることも珍しくなくなりましたが、最近は飽和状態や収入の減少が報じられるなど、まだまだ危うい商売だと感じる親御さんもいらっしゃるようです。

 そこで今回は、子ども・若者とYouTubeにまつわる記事をまとめて紹介します。動画投稿の経験者は若者、そして男性ほど多い傾向にあり、特に10代男子のYouTuberデビュー率は想像以上の高さです。

 ちなみに、無料で利用できる動画投稿・配信サービスの認知率は、YouTubeが96.2%、次いでニコニコ動画(79.0%)、TVer(72%)、GYAO!(70.4%)、ABEMA(69.4%)でした。ただし、この調査は2022年1月の調査なので、W杯を経た現在ではABEMAの認知率・利用率は大きく跳ねているかもしれません。

※以下は「いまや日本国民の4%がユーチューバー!?」からの抜粋です。

「ユーチューバー」は男性10代が最多

 YouTubeの性年代別認知率、利用率を見ると、どの年代も認知率は90%以上となった。利用率は10~30代男女が7~8割、シニア層でも男性60~70代で5割以上、女性60~70代で約5割が利用するなど、利用率は高い。

 一方、自分で撮影した動画を投稿する「ユーチューバー」の性年代別の割合を見ると、全体で4.3%、男性全体で6.0%、女性全体で2.6%だった。認知・利用していても、自分で投稿する割合は高くないのだ。

 投稿者を性年代別に見ると、男性10代が最多で16.8%と2割弱におよび、20代男性は8.8%だった。女性はどの年代でも5%以下で、男性のほうが女性よりもYouTubeに投稿している人が多かった。

 女子大生に聞いたところ、「インスタやTikTokのほうが投稿しやすい」という。「インスタは消えるし、TikTokは盛れて音楽も使えて短いし」。

 一方、YouTubeはゲーム実況や解説動画などの発信するコンテンツが必要であり、そのようなものがある人はYouTubeを選ぶ傾向にあるようだ。

※NTTモバイル社会研究所の動画サービス利用とYouTube利用動向についての調査(2022年5月)より。

※以下は「10代男子の16%以上がYouTubeに動画投稿体験済!」からの抜粋です。

動画投稿は男性10代が最多

 では、投稿はどの程度しているのだろうか。自分で撮影した動画を投稿しているYouTuberである割合を聞いたところ、全体では4.8%、男性が全体で7.3%、女性が全体で2.3%だった。男性10代が最も高く16.4%、20代男性が11.5%に。女性はどの年代でも5%以下で、男性のほうが女性よりもYouTubeに投稿している人が多かった。

 「YouTuberに憧れる」と、ある男子小学生は言う。「好きなことをして有名になってお金ももらえていて、うらやましい。自分でもやってみたい」。小学生や中学生では、このようなことを言っている子は珍しくない。特に男子でこの傾向は強いようだ。

 多くの子どもが好きなYouTuberがいる状態だ。好きなYouTube動画やYouTuberを聞くと会話が盛り上がったり、好きなものがわかるだろう。ぜひ、会話のきっかけにしてみてはいかがだろうか。

※NTTドコモ モバイル社会研究所の2021年一般向けモバイル動向調査(2021年6月)より。

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