『アイドル雀士スーチーパイ』シリーズ4作品がSwitch向けに移植

令和の時代に復活した『アイドル雀士スーチーパイ』をプレイしてほしい3つの理由【前編】

2023年01月19日 20時00分更新

文● 梶井工太郎 編集●イチえもん/ASCII

【理由1】
麻雀弱者でも楽しめる麻雀+ノーストレス+ご褒美ビジュアル!

 本作、特にアイドル雀士スーチーパイIIをプレイした際に感じたのだが、これは究極の接待麻雀なのかもしれないということ。小気味よいテンポと緩いテンションで進むメインストーリー、ストレスフリーなゲーム感と、とにかくプレイヤーを気持ち良く、楽しく、スッキリとした気持ちにさせてくれる仕組みになっている。とにかくケアが手厚く、素直に感動してしまったくらいだ。

 麻雀の弱い人は一生脱衣グラフィックを堪能できないとしたらどうだろうか。純粋な競技としての麻雀ならば、勝つためには強くなる道を選ぶしかないだろう。しかし、アイドル雀士スーチーパイIIはどんなに麻雀が弱い人でも気持ちよく勝たせてくれる。

難易度選択が可能。麻雀弱者の筆者はもちろんイージーを選択した

 難易度をイージーにしてプレイすると、配牌が最初から凄い、欲しい牌がなぜかすぐに手元に来る、やたらと裏ドラが乗るなどなど、狙った役を揃える醍醐味や、高い役でアガる快感をテンポよく味わえるのだ。

 実際の麻雀ならイカサマ疑惑待ったなしの手厚いケアは、まるで接待されているかのようで、「脱衣麻雀とは、ユーザーを楽しませるエンタテイメントなのだ」という開発側の思想さえ感じるほどだ。

 もちろん雀力に自信がある方は難易度を高めにしても良い。頭脳で期待値をねじ伏せて勝利を掴むのもきっと気持ち良いだろう。麻雀弱者も麻雀強者も気持ちよく勝ち、そして気持ちよく裸を見させてもらう。そう、このゲームは、究極の接待麻雀なのだ。

牌を切る、鳴くなどのアクションを選択する時も時間制限はない。次の一手をじっくり考えよう

コンティニュー回数にも制限なし。脱がすまで挑み続けろ!

時にとんでもない配牌がやってくることも。あとはアガるだけレベルの接待プレイを遠慮なく受け入れよう

よく一発しがち。ノーストレスでフィニッシュです

リンシャン牌でもアガれる。某麻雀アニメで嶺上開花に憧れた皆さんの夢も叶います

嘘みたいな役だって思いのまま。攻撃力マックスのキャラで群がるモブをなぎ倒すような気持ち良さ、と言ったらうまく伝わるだろうか

アガるごとに神経衰弱的なパネルゲームにチャレンジでき、同じパネルを揃えると各種イカサマアイテムが手に入る

相手の持ち点をハコワレさせる以外に、全パネルを開くことでも勝利になる。さあ、脱衣の始まりだ!

 開発側がゲームを通して提供したい快感、接待麻雀ゲームの気持ち良さにノスタルジアの有無は関係ない。例えるならまるで無双系ゲームのような気持ち良さ。一騎当千の雀力に僕も貴方もなれるのだ!

 そしてお手軽かつストレスフリーなイカサマ麻雀は携帯機との相性も良い。テンポの良いゲームシステムと相まって、ちょっと気分転換に四暗刻揃えてスッキリ、みたいな楽しみ方もできる。

 Nintendo Switchに移植された今だからこそ本作をプレイしたい理由その1、おわかりいただけただろうか。

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