「限られた車両・ドライバーのリソースを最適化し、利益を最大化するAI」運送業界向けSaaS”LOG(ログ)”好評につき販路拡大を目的とした資金調達を実施し、累計調達額1.2億円へ
株式会社Logpose Technologies
「どの地点にある、どの車両を使って、誰が、どういう順番で運ぶと効率的に荷物を運べるか」瞬時に計算するLOG は、物流の限られた車両・ドライバーのリソースを最適化します。
『世界中の荷物情報を整理し、流通を最適化する。』をミッションに掲げる株式会社Logpose Technologies(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:羽室行光、以下「ログポース」)は、株式会社ジェネシア・ベンチャーズを引受先としてプレシリーズAでの第三者割当増資を実施したことをお知らせいたします。
資金調達の背景
ログポースは、2021年12月に運送業界向けのSaaSである「AI配車アシスタント LOG」を提供開始して以降、運送企業様、卸・3PL事業者様に向き合いながら、プロダクトを磨き続けてまいりました。日々運用を続ける中で、サービス・構想に強いニーズを感じると共に、業界が直面する大きな課題に対して、より加速的な成長を実現する必要性を感じ、この度資金調達を実施するに至りました。
資金調達の概要
調達金額:8,000万円
調達方法:第三者割当増資
株主:株式会社ジェネシア・ベンチャーズ
資金用途:人材採用・組織拡大
ログポースの目指す世界観と今後の展開
ログポースは、「人」「会社」「業界」「地球」の4方面をよくする事業を創ることを切望しており、想い描く世界観があります。
人:運送業界で働いている人が疲弊せず、やりがいを持ち、ライフワークバランスを考えることができる環境を作ることです。
会社:運送業を担っている経営者が創造的に自社の経営や今後のビジネスプランを考えられる、そんな社会の実現です。
業界:業界の99%を占める中小企業がしっかりと利益を出せるよう支え合い、運送業界が力を持ち、その中でごく自然に各社が競争できる状態の実現です。
地球:最適なモノの流れを構築し、CO2排出量の削減に貢献することです。
この世界観を実現するための事業構想として、プラットフォームの展開を考えております。
■ログポースが考えるビジネスコンセプト
しかし、当社が考えるプラットフォームの実現には、車両の空き枠や労働時間を把握するための「配車管理のデジタル化」と複雑な制約を考慮して最適な荷物をレコメンドする「高度な計算エンジン」が必要となります。
■ビジネスコンセプト実現に必要となること
そこでログポースは、実現までの山の登り方を「3弾構想」として描き、第1弾の自動配車システムとして、最適化を支える計算エンジン「LOG Algorithm」とそれを搭載した運送業向けSaaS「AI配車アシスタント LOG」の提供を開始したのが2021年末のことです。今後は、自動配車システムのサービス拡充と販路拡大を行いながら、第2弾、3弾と続くプロダクト開発を並行して進めてまいります。
■ビジネスコンセプト実現までの山の登り方
運送業界向けSaaS「AI配車アシスタント LOG」サービス概要
「AI配車アシスタントLOG」は、「どの地点にある、どの車両を使って、誰が、どういう順番で運ぶと効率的に荷物を運べるか」を瞬時にAIが計算することで、限られた車両・ドライバーのリソースを最適化することができる、運送業界向けSaaSです。
汎用的なAI・最適化技術により、2021年12月にサービスをリリースして以降、ファーストマイル・ミドルマイル・ラストワンマイルに従事している運送企業様、卸・3PL事業者様など、幅広いお客様にご利用いただいております。
URL:https://log.logpose.co.jp/
ログポースの旅は、はじまったばかり。販路拡大につき、事業立ち上げメンバー募集
この度の調達資金をもって、ログポースでは技術職・ビジネス職のコアメンバーを中心に採用活動を強化いたします。
ログポースに興味を持っていただいた方は、お気軽に下記のWEBページからご応募ください。カジュアル面談をご希望の方はその旨ご記載いただけましたら、面談を設定させていただきます。
URL:https://careers.logpose.co.jp/
投資家のコメント
株式会社ジェネシア・ベンチャーズ
ジェネラル・パートナー 田島聡一 氏 / アソシエイト 一戸将未 氏
物流は経済活動における最も重要なインフラの一つである一方、生じている課題はとても深く、大きなものであり、これまで根本的な解決が為されてきませんでした。私たちとしても、あるべき物流の姿や、その実現に求められるソリューションについて、リサーチやインタビューを通じて考えを深めてきた中、羽室さんとの出会いがあり、羽室さんをはじめとした経営チームや、ソリューションの可能性に惹かれてこの度出資させていただくこととなりました。今後益々需要が高まる物流業界のあるべき姿を実現するには必要不可欠な事業ですので、ビジョンの実現に向けてしっかりと伴走して参ります。
株式会社Logpose Technologies代表コメント
代表取締役CEO 羽室 行光
弊社が目指す構想を実現するにはかなりの時間とコストがかかることは見えています。しかしどんな大きな構想もまずは足元から。自分達のコア技術を磨き込み着実に成功を重ねていきたいと思っています。そんな、まだまだこれからというフェーズで、将来の構想を理解いただき、自分達の技術力を評価いただけたことを大変嬉しく思っております。しかし物流業界を変えるには技術は大前提で、どれだけ泥臭く現場に入り込めるかが最も重要だと捉えています。ドラスティックに、泥臭く。期待に応えれるよう事業を創ってまいります。
Logpose Technologiesについて
Logpose Technologies は大学教授をはじめとしたアカデミックな分野で技術を培ったスペシャリストと、大手企業出身のビジネス推進力を併せ持つAI・データサイエンスの精鋭集団として設立。
『世界中の荷物情報を整理し、流通を最適化する。』をミッションに掲げ、2021年より物流業界の最適化、効率化のためのAI最適化アルゴリズム「LOG Algorithm」を開発。2021年12月に「LOG Algorithm」を搭載した自動配車管理システム『AI自動配車アシスタント LOG』を提供開始。
会社概要
会社名:株式会社Logpose Technologies
代表取締役社長:羽室 行光
設立:2021年3月(2018年10月、前身となる合同会社luachを創業)
住所:東京都渋谷区道玄坂1丁目12−1渋谷マークシティW22F
事業内容:物流向けソフトウェアの開発・販売
URL:https://logpose.co.jp/