未来の歩行空間とバリアフリーの姿を考える 「バリアフリー・ナビプロジェクト シンポジウム」の3つのポイント!

文●ASCII STARTUP

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この記事は、国土交通省による歩行空間データの活用を推進する「バリアフリー・ナビプロジェクト」(外部リンクhttps://www.barrierfreenavi.go.jp/)に掲載されている記事の転載です。

 バリアフリー・ナビプロジェクトのシンポジウムが、2023年1月24日に開催されます!

 題して「バリアフリー・ナビプロジェクト シンポジウム 〜人とロボットがスマートに共創する未来〜」。

 これからの我々の生活にとって重要になってくる「歩行空間」、そして未来のバリアフリーの形とはどんなものなのか? 自動走行ロボットの事例のプレゼンテーションや、有識者によるパネルディスカッションを通して浮き彫りにしていく一般公開イベントです。

 参加&視聴は無料。リアル会場(東京都北区赤羽台の東洋大学INIADホール)とオンライン、2つの視聴方法があります。申し込み方法や登壇者の詳細などは、下記の公式サイトからチェックしてください。

バリアフリー・ナビプロジェクト シンポジウム公式サイト
https://peatix.com/event/3438830/view?k=d69140cc6cb0efa8f9bbea5d2617ba9c16083aa2

Point 1:我々の生活に直結した「移動」がテーマ!

 「移動」は、我々の生活空間の中で日々行われている行為です。

 歩行者や自動車、自転車、車いすやベビーカー、さらに自動配送ロボットなどさまざまな立場・手段・目的が歩行空間に存在します。そこには、今ある道路が作られた時には想定されていなかった課題が数多くあります。

 それらの課題はけっしてそれぞれバラバラなものではなく、お互いに結び付けて考えることでよりよい歩行空間を実現することができます。

 たとえば高齢化社会と物流の問題は、高齢者や障害者が安全に快適に移動できるようバリアフリーや道路情報の活用を進めることで、自動走行ロボットが走行しやすい環境にもつながり解決に向かっていくかもしれません。

 シンポジウムでそんなこれまで気づかなかった新しい視点が得られれば、いつもの見慣れた町の景色も違って見えてくるかもしれないですよ?

Point2:話題の自動走行ロボットの最新事例がわかる!

 これまで「バリアフリー・ナビプロジェクト」記事内でもお伝えしてきた自動走行ロボットの、もっとも最新の知見と今後のビジョンを事例を踏まえてご紹介します。

 ロボット開発の現場・株式会社ティアフォー岡崎 慎一郎氏からは、自動走行を可能にする技術や仕組み、制度について。独立行政法人都市再生機構の渡邊 美樹氏からは、自動走行ロボットを取り入れ人々がいきいきと暮らすまちづくりについて。ロボット開発とそれが活躍する暮らしの場、双方の立場からお話しします。

 自動走行ロボットというと、SF的な未来の話だと思いがちですが、実際にどこまで実用化が近づいてきているのかチェックしてみませんか?

Point3:パネルディスカッションがおもしろい!

 シンポジウム後半で行われるパネルディスカッションでは、世界のさまざまな電子機器で使われている国産OS「TRON」の開発者・坂村 健氏がモデレーターを務め、ロボット開発者やパラリンピック選手など多彩なパネラーが登壇。

 今後のバリアフリーなまちづくりや、ロボットと人が共存する未来の社会、ユニバーサル社会実現に向けたバリアフリー情報を活用のアイデアなどをテーマにトークを展開します。みなさんそれぞれの立場や経験から興味深いお話が聞けること間違いなしです!

 以上、簡単に3つのポイントをご紹介しました。

 より詳しいことを知りたくなったら、公式サイトをご確認ください!

 未来のバリアフリーと歩行空間とはどんなものなのか、皆さんもぜひご一緒に考えてみませんか?

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