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iPadをもっと使いこなす!”驚”活用テク 第15回

iPadを仕事で活用するなら覚えておきたいファイル管理術①

【活用提案】「ファイル」アプリを使えばオンラインストレージやNASのファイル操作や管理が断然ラクになる

2023年01月09日 14時00分更新

文● 岩渕 茂 編集●ASCII

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ファイルやフォルダの表示方法をカスタマイズする

 「ファイル」アプリをより使いやすくするには、表示方法を自分の好みに合わせることが重要だ。利用するストレージやサーバーとの接続設定が済んだら、ファイルやフォルダの表示方法をカスタマイズしていこう。

ファイルやフォルダの表示方法をカスタマイズするには、四角形が4つ並んだアイコンをタップし、目的の表示方法を選択する。

 選択できる表示方法は、ファイルやフォルダをアイコン形式で表示する「アイコン」、リスト形式で表示する「リスト」、階層形式で表示する「カラム」の3種類がある。どの表示方法がいいかは好みによるので、自分で使ってみて、最もしっくりくるものを選べばいい。個人的には、パソコンのように階層がひと目でわかる「カラム」がいちばん使いやすいと思う。

「アイコン」は、ファイルやフォルダをアイコン形式で表示する。ファイルのサムネイルを確認できるメリットがある。

「リスト」は、ファイルやフォルダをリスト形式で表示する。ファイルやフォルダを一覧で視認したい人に向く。

「カラム」は、階層が列で表示される。階層構造をひと目で把握でき、別の階層のファイルやフォルダもすぐに選択できるので使いやすい。

ファイルの拡張子を表示する

 iPadだけを使っている場合、ファイルの拡張子を気にする必要はあまりない。しかし、ファイルを送信したり、アップロードしたりする際に、ファイル形式を指定されることがあるので、そんなとき、拡張子がひと目でわかると便利だ。iPadOS 16の「ファイル」アプリでは、ファイルの拡張子を表示できるようになっている。

ファイルの拡張子を表示するには、四角形が4つ並んだアイコン→「表示オプション」→「すべての拡張子を表示」をタップ。ファイル名に拡張子が表示される。

 とはいえ、ファイルの拡張子を常に表示させたくないという人もいるだろう。ならば、拡張子の確認方法を覚えておくといいだろう。

ファイルの拡張子を確認するには、ファイルを長押しして「情報を見る」をタップ。ファイル名に記載された拡張子を確認しよう。

 今回は、「ファイル」アプリを使うにあたって、最初に設定しておきたい内容を紹介してきた。iPadを使ううえで、「ファイル」アプリはとても役立つ存在だということがわかっていただけたと思う。次回は、「ファイル」アプリの基本的な使い方や、便利に使う方法などについて紹介していきたい。

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