ファーストアカウンティングとパワーソリューションズが会計・税理士事務所特化型サービスの提供を開始
ファーストアカウンティング株式会社
税理士法人 中山会計 監修のもと開発したサービスで、会計・税理士事務所の定型業務の効率化を実現
ファーストアカウンティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:森 啓太郎、以下「ファーストアカウンティング」)は、 株式会社パワーソリューションズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:高橋 忠郎、以下「パワーソリューションズ」)が、税理士法人 中山会計(本社:石川県金沢市、代表社員:小嶋 純一、以下「中山会計」)の監修のもと、RPAとファーストアカウンティングの提供する「Robota」を活用した会計・税理士事務所特化型サービスの提供を開始したことを発表いたします。
サービス提供開始の背景
近年、会計・税理士事務所では、取り巻く環境の変化により、定型業務を効率化し、より高付加価値な業務への注力が求められています。そこで、パワーソリューションズでは、定型業務の多い記帳代行や決算業務の効率化を実現するために、ファーストアカウンティングの経理に特化したAI-OCRである「Robota」とパワーソリューションズがサービス提供をするRPAを活用し、会計・税理士事務所向けの「月次登録・帳票出力サービス」と「決算帳票出力サービス」の提供を開始いたしました。サービスの提供開始に伴い、中山会計では4月より本番運用を開始しています。
サービスの概要
本サービスでは、RPAを活用することでRobotaがAI-OCRにより読み取ったデータを会計システムにシームレスに連携し、帳票の読み取りから仕訳・記帳まで一連の業務を自動化することができます。これにより、これまで定型業務に費やしていた時間を高付加価値業務へ注力することが可能となります。中山会計における実証検証では、「月次登録・帳票出力サービス」の利用により、各担当者が実施していた顧問先向け業務(記帳代行)を約65%削減でき、「決算帳票出力サービス」は、各担当者が実施していた顧問先向け業務(決算帳票出力)を約25%削減できました。
現在、株式会社ミロク情報サービスの個人事業主様向け記帳ツール「お金の管理」や会計事務所向けERP「ACELINK NX-Pro」に対応しており、順次他社ERPにも対応していく予定です。
サービスのラインナップ
■「月次登録・帳票出力サービス」
・顧問先企業の毎月の領収書や請求書、口座明細をシステムへ登録するサービスです。
・顧問先企業の月次財務報告書をシステムから出力するサービスです。
■「決算帳票出力サービス」
・個人事業主、法人の決算帳票をシステムから出力するサービスです。
本サービスのメリット
1. 業務にフィットするサービス
中山会計の監修のもと開発した、会計・税理士事務所の実業務にフィットするサービスであり、人件費の削減が可能です。
2. 保守運用もお任せ
ライセンス発行やRPAの開発、保守運用まで含めて、パワーソリューションズが行うため、手間や追加の管理費がかかりません。
3. 短期間・低価格での導入が可能
要件定義や設計などの従来のRPAの導入までのプロセスが不要で、より短期間・低コストでの導入が可能です。
本サービスによる削減効果
本サービスを導入した中山会計では、本サービスの利用により以下のとおり業務工数の削減を実現しました。
■「月次登録・帳票出力サービス」
各担当者が実施していた顧問先向け業務(記帳代行)を約65%削減しました。
< 月次登録・帳票出力サービス イメージ図 >
■「決算帳票出力サービス」
各担当者が実施していた顧問先向け業務(決算帳票出力)を約25%削減しました。
< 決算帳票出力サービス イメージ図 >
■株式会社パワーソリューションズについて
企業向けIT のラストワンマイルのパイオニア――「個々の汎用パッケージやサービスでは顧客ニーズにあと一歩足りない」領域や「複数の汎用パッケージやサービスをまたぐ業務で自動化ができずに手作業となっていた」領域である企業向けIT のラストワンマイルを事業領域としています。複数の企業が提供する「多用な汎用サービスの統合」と「オーダーメイドの開発」を行い、「ラストワンマイルの業務プロセスを最適化」することが特長です。RPAソフトウェアでトップシェアを誇るUiPath社のダイヤモンドパートナーであり、RPAサービスを様々な規模の企業に提供しています。
・株式会社パワーソリューションズの詳細はこちら
https://www.powersolutions.co.jp/
・パワーソリューションズのRPAに関するサービスはこちら
https://www.powersolutions.co.jp/rpa/
■ ファーストアカウンティング株式会社について
「経理、その先へ」―― 経理業務の効率化は経理部門の戦略的な経理業務への注力を促進し、戦略的な経理業務は企業の生産性向上をもたらします。経理業務を革新し効率化するAIソリューション「Robota」と、Robotaシリーズの機能を組み込んだ業務ソリューション「Remota」を提供しています。また、日本におけるデジタルインボイスの標準規格である「Peppol」のアクセスポイントサービスプロバイダーとしてデジタル庁に認定されています。これらのソリューションを通じてファーストアカウンティングは企業の戦略経理の実現を支援します。
・ファーストアカウンティング株式会社の詳細はこちら
https://fastaccounting.jp/
■「Robota(ロボタ)」について
「Robota」は、従来の帳票定義型のOCRでは読み取りが難しかった多種多様なフォーマットの請求書や領収書を、定義することなくAIで電子化するOCRサービスです。
・Robotaの製品情報はこちら
https://www.fastaccounting.jp/robota/
※本ニュースリリースは、ファーストアカウンティング株式会社、株式会社パワーソリューションズの共同ニュースリリースです。重複して配信される場合がありますこと、ご了承ください。
※すべての製品名および会社名は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。これらの名称、商標およびブランドの使用は、承認を意味するものではありません。