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CORSAIRの対応電源なら、最新でも古めでも問題なし!

CORSAIR電源用12VHPWRケーブルを試す、RTX 4090でド安定動作!

2022年12月23日 11時00分更新

文● 藤田忠 編集●八尋/ASCII

提供: CORSAIR

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7年前のハイエンド電源ユニットでもまったく問題なし!

 最後は筆者が所有しているCORSAIR「HX1200i」で試していこう。2015年発売と古めで、マイニングが盛り上がっていたときに高い耐久性で人気になったモデルだが、マイニング沈静化とともに、かなりお買い得になっていたため、愛用しているユーザーも多いのではないだろうか。

 「HX1200i」の電源ケーブルコネクター部には、”Type3”の印字があるが、”Type3”と”Type4”の違いは24ピンATXのピン配列のみなので、「PCIe Gen 5 12VHPWR cable」を問題なく利用できる。

80PLUS PLATINUM認証の1200Wモデル「HX1200i」

PCIe 6+2ピン/CPU 4+4ピン用出力コネクターは、6個備わっている

PCIe6+2ピンケーブルの電源ユニット側コネクターには、“Type3”の印字があるが、ピン配列は“Type4”と同じなので大丈夫だ

「iCUE」にも対応。各種情報をモニタリングできる

 「HX1200i」は7年前の製品だが、「HX1500i 2022」と同じくまったく問題なく、GeForce RTX 4090を運用できた。両ストレステストの「GPU 16-pin HVPWR Power [W]」の推移にも大きな差はなく、安定して400W台の電力を供給している。

 「GPU 16-pin HVPWR Voltage [V]」は、「HX1200i」のデフォルト出力値が12.30V前後と、今回テストに使った「HX1500i 2022」よりも、0.2V程高かったため、テスト中も12V前後での推移となっている。7年前のモデルだが、「HX1200i」は「PCIe Gen5 12VHPWR cable」を組み合わせることで、GeForce RTX 4090やRTX 4080を安心して運用できる結果だ。

3DMark Speed Way Stress Test 12VHVPWR推移
GPU 16-pin HVPWR Power(W) GPU 16-pin HVPWR Voltage(V)
最高 445.153 12.055
平均 430.24 12.02
サイバーパンク2077 12VHVPWR推移
GPU 16-pin HVPWR Power(W) GPU 16-pin HVPWR Voltage(V)
最高 416.02 12.06
平均 403.23 11.99

CORSAIR電源ユニットで次世代ビデオカードも安心

 AMDの次世代GPUとなるRadeon RX 7000シリーズでは、従来と同じPCIe6+2ピンコネクターが採用されているが、NVIDIAは GeForce RTX 4000シリーズのメインストリーム向けにも12VHPWRを採用し、12VHPWRコネクターの標準化を進めている。購入を考えているGeForce RTX 4000シリーズを含めたシステム消費電力と、組み合わせる電源ユニットの容量はしっかりとチェックする必要があるが、「PCIe Gen 5 12VHPWR cable」に対応したCORSAIR製電源ユニットを所有しているユーザーに、「PCIe Gen5 12VHPWR cable」はかなり魅力的といえる。

「PCIe Gen5 12VHPWR cable」で次世代ビデオカードへスムーズに移行しよう

 この冬に新たなパソコンを組むという人も、まだまだ選択肢が少なく品切れも多いATX 3.0準拠の電源ユニットではなく、「PCIe Gen 5 12VHPWR cable」に対応するCORSAIR電源ユニットで、GeForce RTX 4000シリーズを運用するのもありだ。現状、ATX 3.0準拠の電源ユニットは1000Wクラスがメインなので、TGP200W台になると思われ、容量750Wや850Wの電源ユニットで運用できるだろうRTX 4000の70や60番台狙いの人は、750Wからラインアップする「RMe」シリーズが、いい選択肢になるだろう。

(提供:CORSAIR)

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