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Apple Musicでカラオケ! 年末から使える「Sing」はどんな機能?

2022年12月08日 12時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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音楽サービス「LINE MUSIC」も、ボーカルの音源を分離して音量バランスを下げる機能などが充実しています

デュエット曲にも対応。今後のサービス拡大にも期待

 Apple Music Singには、ボーカルの音量調整のほかにも「デュエット表示」の機能があります。ふたり以上のボーカリストがかけ合いながら歌う楽曲を選曲して、「Sing」機能をオンすると画面の左右に歌詞が互い違いに表示されます。デュエット曲だけでなく、複数の歌手がスイッチしながらメインのボーカルパートを演奏する楽曲の場合は、どうなるのでしょうか。こちらはサービスが開始されたら試してみたいと思います。

 同様のカラオケ機能を提供するサブスクリプション音楽配信サービスには「LINE MUSIC」があります。LINE MUSICにはソニーが開発した音源分離技術を採用して、多くの楽曲のボーカル音量を低く下げる機能があります。スマートフォンに有線イヤホンをつないだ環境であれば、LINE MUSICのカラオケ機能で「採点」を楽しんだり、カラオケトラックに自分の歌声をミックスしてイヤホンで聴くといった楽しみ方も可能です。

 今回新規にローンチされるApple Music Singには採点機能に関するアナウンスはありませんが、好評を得ることで今後様々な機能が追加されることも期待できそうな気がします。筆者はギターを弾いたりもするので、反対に「ボーカル以外の演奏の音量を下げる」機能も欲しいと思いました。

 

筆者紹介――山本 敦
 オーディオ・ビジュアル専門誌のWeb編集・記者職を経てフリーに。取材対象はITからオーディオ・ビジュアルまで、スマート・エレクトロニクスに精通する。ヘッドホン、イヤホンは毎年300機を超える新製品を体験する。国内外のスタートアップによる製品、サービスの取材、インタビューなども数多く手がける。

 

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