本気で使うならハイエンドモデルなのだ
大画面に高速CPU搭載の最強「ASUS Chromebook」を買おう!
最新Chromebookはどうなっている?
「Chromebook」はGoogleが開発した「ChromeOS」を搭載したノートブック。OSはもちろんのこと、そのOSが搭載されるハードウェアも進化を続けており、最新製品では幅広い用途で活用可能だ。
たとえばビジネスでは「Googleドキュメント」「Googleスプレッドシート」「Googleスライド」だけでなく「Microsoft Office」も利用可能となっており、ほかのプラットフォームと同等の生産性を実現している。
エンターテイメント領域では「YouTube」「Disney+」「Spotify」などのアプリとサービスを利用可能。仕事の合間に映像、音楽コンテンツをじっくり鑑賞可能だ。「GeForce Now」や「Xbox Cloud Gaming」などでクラウドゲームもプレイできる。
さらにクリエイティブワークには「Adobe Lightroom」や「Amped Studio」などのメディアスタジオアプリを使ったり、「Figma」や「Canva」などでデジタルアートを制作できるのだ。Chromebookの可能性は無限大なのである。
今回レビューするASUSのChromebook 4製品の特長は、インテル® Core™ プロセッサーを搭載していること。ハイパフォーマンスなインテル® Core™ プロセッサーにより、OSもアプリもパワフルに動作させられる。今回のASUSのハイエンドChromebookは用途が大きく広がっているのだ。
なかでも特に要注目なのが、インテル® Evo™ プラットフォームのロゴシール。これはインテルが規定する薄型、軽量、高速処理、高速接続、高速充電などの基準を満たしているマシンだけに貼ることが許されるもの。インテルとハードウェアベンダーが共同設計しており、プレミアムなノートブックの証なのだ。
今回、インテル® Evo™ プラットフォームの認証を取得した「インテル® Core™ i5-1135G7」(4コア/8スレッド、最大4.20GHz)搭載マシン「ASUS Chromebook CX9 (CX9400)」(型番:CX9400CEA-HU0175)で定番ベンチマークを実施したところ、「AnTuTu Benchmark」の総合スコアは533190、「Geekbench 5」のMulti-Core Scoreは1948、「3DMark」のWild Lifeは4922を記録した。動作が軽快な「ChromeOS」を動作させるマシンとしては、十二分すぎるパフォーマンスを持っている。
それでは早速、インテル® Core™ プロセッサーを搭載したASUSのハイエンドChromebook 4機種の詳細をチェックしていこう。
インテル® Evo™ プラットフォーム準拠でパワフルでセキュアな1台
「ASUS Chromebook CX9 (CX9400)」
(型番:CX9400CEA-HU0175)
「ASUS Chromebook CX9 (CX9400)」は薄型、軽量ボディーに第11世代の「インテル® Core™ i5-1135G7」(4コア、8スレッド、最大4.20GHz)を搭載したクラムシェル型のChromebook。メモリーは8GB、ストレージは256GBを搭載。322.2×204.9×18.4mm、約1.18kgの薄型・軽量ボディーで、米国軍用規格「MIL-STD-810H」に準拠する堅牢性を実現している。
ディスプレーは14型フルHD液晶(1920×1080ドット、グレア)を搭載。タッチ操作と、スタイラスペン(USI規格)操作に対応。またASUSのノートPCでおなじみの、タッチパッドにテンキーを表示する「NumberPad」機能も内蔵されている。
ディスプレーのヒンジは180度展開でき、対面の人と一緒に画面を見ながら操作が可能だ。またインターフェースは、Thunderbolt 4×2、USB 3.2 Gen2 Type-A×1、HDMI×1、3.5mmコンボジャック×1、microSDメモリーカードスロット×1を用意。USBハブを使わなくても多くの周辺機器を同時に接続できる。
セキュリティー関連機能も充実。パームレスト部には指紋認証センサー、ディスプレー上部の92万画素ウェブカメラにはプライバシーシャッターが装備されている。不特定多数の人が行き来するフリースペースなどでも、パスワード入力なしで安心してログインできるわけだ。
キーボードは78キー日本語キーボードで、打鍵感も良好だ。スペック表記載のバッテリー駆動時間は約12.7時間で、モバイル用途に十分なスタミナ性能である。
16型で16:10の広大ディスプレー
「ASUS Chromebook Flip CX5 (CX5601) 」
(型番:CX5601FBA-MC0042)
「ASUS Chromebook Flip CX5 (CX5601)」(型番:CX5601FBA-MC0042)は画面比率16:10の16型ディスプレーを搭載した日本初の2 in 1タイプChromebook。CPUは第12世代の「インテル® Core™ i3-1215U」(6コア[Pコア×2、Eコア×4]、8スレッド、最大4.40GHz)を採用。メモリーは8GB、ストレージは128GBを搭載している。
16インチのWUXGAディスプレー(1920×1200ドット、グレア)のヒンジは360度回転が可能で、用途に応じてさまざまなスタイルで利用できる。もちろんタッチ操作と、スタイラスペン(USI規格)操作にも対応。「ChromeOS」はAndroidアプリも利用できるので、巨大なAndroidタブレットのように利用できるのだ。
インターフェースはUSB 3.2 Gen2 Type-C×2、USB 3.2 Gen2 Type-A×1、HDMI×1、3.5mmコンボジャック×1、microSDメモリーカードスロット×1を装備。USB 3.2 Gen2 Type-Cはデータ転送、充電、映像出力に利用可能だ。
キーボードはテンキー付きの日本語配列で、キーストロークは1.4mm。2 in 1タイプながらエルゴリフトヒンジ機構が採用されており、ディスプレーを開くとキーボード面に適度な傾斜がつく。長時間のテキスト入力も快適なキーボードだ。
スペック表記載のバッテリー駆動時間は約10.7時間だが、フル充電直後の予想バッテリー駆動時間は14時間2分と表示された(利用状況によって変化するのであくまでも参考に留めてほしい)。大画面ディスプレーを搭載していても、モバイル用途にも活用できるバッテリー駆動時間を備えていると言えよう。
144Hz対応、15.6型ディスプレーでゲームやろう
「ASUS Chromebook Vibe CX55 Flip (CX5501) 」
「ASUS Chromebook Vibe CX55 Flip (CX5501) 」はリフレッシュレート144Hz対応のディスプレーを搭載した「ゲーミングChromebook」。キーボードも「WASD」キーがカラーリングされたゲーミング仕様。「GeForce Now」や「Xbox Cloud Gaming」などでクラウドゲームをプレイするのにもってこいのマシンなのだ。
CPUは第11世代の「インテル® Core™ i3-1115G4」(2コア、4スレッド、最大4.10GHz)型番:CX5501FEA-NA0258または「インテル® Core™ i5-1135G7」(4コア、8スレッド、最大4.20GHz)CX5501FEA-NA0256を採用。メモリーは8GB、ストレージは128GBを搭載。メモリーの速度は「インテル® Core™ i3-1115G4」搭載モデルがLPDDR4X-3733、「インテル® Core™ i5-1135G7」搭載モデルがLPDDR4X-4266と異なっている。
前述のとおり、15.6型フルHDディスプレー(1920×1080ドット、グレア)はゲーミング仕様で、リフレッシュレートは144Hz。クラウドゲームをプレイした際にも、高速グラフィックをぼやけや遅延なくクリアーに表示できる。
その一方で10点マルチタッチ操作に対応し、360度回転ヒンジで4つのスタイルで利用できる。スタイラスペンは利用できないが、ビジネス用途にも活用できるChromebookならではの使い勝手のよさは健在だ。
テンキー付き99キー日本語キーボードは、ゲームでよく使う「WASD」キーがカラーリングされたうえ、複数のキーを押した際の誤入力を防ぐ「アンチゴースト」機能を実装。「WASD」キーを含む15キーまでの同時入力に対応している。
インターフェースはUSB 3.2 Gen2 Type-C×2、USB 3.2 Gen2 Type-A×1、HDMI×1、3.5mmコンボジャック×1、microSDメモリーカードスロット×1を装備。USB 3.2 Gen2 Type-CとHDMIには複数の4Kディスプレーを接続できる。複数の画面でゲームを楽しめるわけだ。
スペック表記載のバッテリー駆動時間は約9.3時間だが、フル充電直後の予想バッテリー駆動時間は7時間55分と表示された(利用状況によって変化するのであくまでも参考に留めてほしい)。なお、ディスプレーのリフレッシュレートを変更する設定は用意されていない。バッテリー駆動時間を延ばせるように、リフレッシュレートの変更機能をアップデートで用意してほしいところだ。
スタイリッシュな15.6型で万能
「ASUS Chromebook Flip CX5 (CX5500) 」
(型番:CX5500FEA-E60238)
「ASUS Chromebook Flip CX5 (CX5500) 」(型番:CX5500FEA-E60238) はホワイトカラーを採用したスタイリッシュなChromebook。CPUは第11世代の「インテル® Core™ i3-1115G4」(2コア、4スレッド、最大4.10GHz)を採用。メモリーは8GB、ストレージは128GBを搭載している。
また、上位モデルとして「インテル® Core™ i5-1135G7」を搭載し、メモリー8GB、ストレージ256GBのCX5500FEA-E60082もラインアップされている。
本製品でとにかく印象的なのが目に鮮やかなホワイトボディー。天面と底面はホワイト、ディスプレー面とキーボード面はブラックに染め上げられており、両者のコントラストが非常に美しい。
2 in 1スタイルを採用した本製品はChromebookとしてスキのない作りだ。15.6型フルHDディスプレー(1920×1080ドット、グレア)はタッチ対応。360度回転対応のヒンジ機構により、用途によってスタイルを自由に変更できる。別売りだがスタイラスペンも利用可能だ。
インターフェースはUSB 3.2 Gen2 Type-C×2、USB 3.2 Gen2 Type-A×1、HDMI×1、3.5mmコンボジャック×1、microSDメモリーカードスロット×1を装備。USB 3.2 Gen2 Type-Cはほかの最新Chromebookと同様に、データ転送だけでなく、映像出力、本機への給電に対応している。新旧インターフェースが網羅され、多くの周辺機器を直接接続できるのは大きなメリットだ。
キーボードはテンキー付きの99キー日本語配列。キーボード面の剛性は高く、かなり強く打鍵してもほとんどたわまない。デザイン面を重視した本製品だが、しっかり米国軍用規格「MIL-STD 810H」に準拠。堅牢性もほかのASUS製ノートPCと同じ水準なのだ。
スペック表記載のバッテリー駆動時間は約13時間で、フル充電直後の予想バッテリー駆動時間もズバリ13時間と表示された(利用状況によって変化するのであくまでも参考に留めてほしい)。モバイル用途にも十分なスタミナ性能だが、より長時間利用したい場合には対応モバイルバッテリーなどと組み合わせてもいいだろう。
Chromebookでも「ASUSのあんしん保証」
本気でChromebookを買うならASUSなのだ
ASUSは複数のインテル® Core™ プロセッサーを採用することで、Chromebookをエントリーからハイエンドまで幅広くラインナップしている。ゲーミングChromebookも用意しているところが、ゲーミングPC、ゲーム関連パーツ、ゲーム関連周辺機器に注力しているASUSらしい戦略だ。
ASUSならではの嬉しいポイントが「ASUSのあんしん保証」である。自然故障だけでなく、落下、水没、落雷、ウイルスなどのどんな壊れ方でも、1年間の保証期間内に1回は、かかった部品代金の20%で修理してくれる。部品代金の80%、作業費、検証費、送料はASUSが負担するのだから太っ腹だ。さらに手厚い保証が必要なら、有償の「あんしん保証プレミアム」に加入しよう。修理にかかる費用はすべてASUSが負担してくれる。詳細は公式サイトで確認してほしい=ASUSのあんしん保証公式サイト
目的、予算別に幅広く用意されたASUSのChromebookは、WindowsやMacのサブ機として魅力的。さらに、高性能モデルも続々と発売され、アプリやサービスが充実しているいまなら、ビジネス、プライベートの「メインマシン」としても活躍してくれるのだ。
2022年12月5日から12月25日まで、「クリスマスセール」を実施中で、本記事に紹介したゲーミングChromebook ASUS Chromebook Vibe CX55 Flip (CX5501)と16インチのASUS Chromebook Flip CX5 (CX5601)も対象製品となっている。買うなら今だ。
(提供:ASUS JAPAN)