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今年は5万人がオンサイトに参加 日本のメディア向けにサービス説明

AWS re:Invent 2022も新サービス多数 テーマはデータ利活用の促進?

2022年12月08日 09時00分更新

文● 大谷イビサ 編集●ASCII

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 2022年12月7日、アマゾン ウェブ サービス ジャパンはグローバルイベント「AWS re:Invent 2022」で発表された新サービスに関するプレスイベントを開催。同社の瀧澤与一氏と小林正人氏が基調講演の内容を元に、数多くの発表の一部を解説した。

アマゾン ウェブ サービス ジャパン パブリックセクター技術統括本部 統括本部長/プリンシパルソリューションアーキテクト 瀧澤与一氏、技術統括本部 技術推進本部 本部長 小林正人氏

AWSパートナーとして日本勢が躍進 SIはクラスメソッドが世界トップに

 先週ラスベガスで開催されたAWS re:Invent 2022は今年で11回目を迎えるグローバルイベント。セールスよりも、学びの場としての位置づけが大きく、今年は2300以上のブレイクアウトセッションが行なわれた。この2年はコロナ禍でオンラインがメインだったが、今年は久しぶりに5万人以上がリアル参加し、オンラインでは30万人以上が参加したという。

 AWS re:Inventでは毎年基調講演で数多くのサービスや事例が披露される。AWS CEOのアダム・セレプスキー(Adam Selipsky)氏からは、サステイナビリティについてアップデート。カーボンニュートラルに関しては2025年に、使用量以上の水を地域社会に還元するウォーターポジティブに関しても2030年に目標を達成する計画であると説明された。

 今年のトピックとしては、AWSパートナーとしての日本勢の躍進が挙げられる。1200以上のエントリーから今年選ばれたのは82のパートナーで、日本のクラスメソッドはグローバルで最優秀のSIパートナーに選ばれた(関連記事:クラスメソッドがグローバルで最優秀のAWS SIパートナーに)。また、APJ(Asia Pacific Japan)ではアイレット(cloudpack)とトレノケートが選出され、パートナー層の厚さが見受けられた。

Partner Awardで日本勢が躍進

 ユーザー事例としてはソフトウェア開発基盤「Xcelerator Cloud」をAWS上に構築したシーメンス(SIEMENS)、ビジネスアプリケーションを2年間かけてクラウド化したCOACHを傘下に持つタペストリー(Tapestry)、AIを活用したコンタクトセンターをAmazon Connectで構築したモデルナ(Moderna))、RTOSの車載ソフトウェア開発をクラウド上で実現したBlackberry QNXなどが紹介。また、人工衛星上でのエッジコンピューティングやウクライナのIT継続性や英国国防省など政府機関でのAWS活用についても説明された。

人工衛星上でAWSエッジコンピューティングを実行

新カスタムシリコン、Java高速化Lambdaオプション

 続いて新サービスについての発表が行なわれた。恒例のMonday Night Liveに登壇したインフラ担当のピーター・デサントス(Peter DeSantis)氏は、最新のカスタムシリコン「Nitro v5」や「Graviton 3E」を発表。これらを採用した新インスタンスとして、仮想アプライアンス向けの「AWS C7gn」、HPC向けの「AWS HPC7g」も追加した。

最新のカスタムシリコン「Nitro v5」や「Graviton 3E」

 また、EC2でのネットワーク遅延の解消とパフォーマンス向上を実現すべく「ENA Express」を投入。Scalable Reliable Datagram (SRD)プロトコルを採用することで、TCPに比べレイテンシを大幅に削減することが可能になったという。

 AWS Lambdaには「AWS Lambda SnapStart」という機能が追加された。こちらはJavaプログラムの起動時のオーバーヘッドを解消すべく、暗号化したスナップショットをあらかじめキャッシュにロードしておく機能。Java Runtime(Coretto11)に対応しており、有効にすると、最大90%の性能向上が見込まれるという。

 その他、セレプスキー氏が紹介したのは、クラスター管理なしに検索や分析のワークロードを実行できる「Amazon OpenSearch Serverless」や、トランザクションベースのAmazon Auroraに書き込まれたデータをほぼリアルタイムでAmazon Redshftで利用できる「Amazon Aurora zero-ETL integration with Amazon Redshift」、Amazon RedshiftとRedshiftとSparkアプリケーションを簡単に構築・実行できる「Amazon Redshift integration for Apache Spark」などデータ活用における新サービスだ。

AuroraのデータをETLなしでRedshiftで利用できる「Amazon Aurora zero-ETL integration with Amazon Redshift」

 また、ガバナンスとアクセス制御により、組織の境界を越えてデータを大規模に共有できる「Amazon DataZone」のほか、BIツールのQuickSightに関してもレポート出力、過去のパターンに基づいた将来予想の回答、過去のデータからの原因についての回答などが可能になった。

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