ファーウェイの最新技術が詰まった
圧巻のフラグシップモデル「HUAWEI FreeBuds Pro 2 」
ここからは特に注目の2製品の詳細を見ていく。まずは、HUAWEI FreeBuds Pro 2から。
HUAWEI FreeBuds Pro 2はフラグシップにふさわしい高音質が魅力。11mmのダイナミックドライバーとマイクロ平面振動板ドライバーのデュアルドライバー構成は、ハードウェア面の最大の目玉だ。サウンドチューニングは、フランスの高級オーディオブランドであるDevialet(デビアレ)が担当。990kbpsという転送速度を実現するBluetoothオーディオコーデック「LDAC」にも対応しており、ハイレゾ音源の再生にも適している。
もちろん、ANC機能も強力。内蔵トリプルマイクによってノイズ除去の効果が強化されており、ユーザーがイヤホンを使う場所の環境ノイズを常時モニタリングしながら、消音効果を自動でAIにより最適化してくれる。
実際に自宅で試したところ、食器洗いやシャワー、テレビなどの生活音も騒音としてのうるささをサッと抑え込み、音楽を楽しめる環境を作ってくれる。また、外部音取り込みモードも優秀で、たとえば他人から話しかけられたときも、声が非常にナチュラルな聞こえ方がするため、会話に違和感が生じない。
ワイヤレスイヤホンの使い勝手を左右するのがバッテリーの持続時間だ。HUAWEI FreeBuds Pro 2は軽量コンパクトでありながら、バッテリー持ちも良好。イヤホン単体で6.5時間(ANCオンでは4時間)、充電ケース併用では30時間(ANCオンでは18時間)というバッテリー持続時間になっている。
ピアノの鍵盤からインスパイアされたというデザインは、非常に高級感があり洗練された雰囲気が魅力。まさにフラグシップにふさわしい仕上がりで、所有する喜びも感じられる。実際、2022年度のグッドデザイン賞を受賞するなど、外部での評価も高い製品と言える。カラバリはセラミックホワイト、シルバーフロスト、シルバーブルーの3色だ。
メガネフレームのテンプル部分にスピーカーを内蔵
とにかく自然に着けられる「HUAWEI Eyewear」
次に紹介するのが、HUAWEI Eyewear。
HUAWEI Eyewearの最大の特長は、通常のメガネと変わらない着け心地と見た目。一般的なセルフレームのメガネとそれほど変わらない重量(約36.8~38.8g)になっており、蝶番にフィット感を高める“弾性ヒンジ”を採用したこともあって、軽く安定した着け心地だ。通常のメガネとの差は、テンプル部分が若干太いかなという程度だ。
デザインはボストン型、ウェリントン型の通常タイプとハーフリムタイプという3種類があり、好みのものを選べる。また、メガネ製造・販売チェーンのOWNDAYSとコラボした「OWNDAYS × HUAWEI Eyewear」モデルも用意されている。またどのモデルも、OWNDAYSの店舗にて度付きレンズを入れることに対応している。
実際の音質はというと、これがナチュラルなサウンドで、ウェブ会議はもちろん、音楽リスニングにも利用できる。外観的にはどうしても音漏れが心配になってしまうが、かなり近くに寄らないと実際に装着している人以外には音は聞こえない。というのもスピーカー自体の指向性に加えて、出力している音とは逆位相の音波を発生させて音漏れを低減する仕組みが盛り込まれているため。隣席がよほど近くでないかぎり、静かなオフィスでの利用でも問題ない。左右のテンプル部分をタッチやスワイプすることで行なう再生/一時停止、音量調節などの操作もレスポンスがいい。
HUAWEI Eyewearのバッテリー持続時間は、フル充電の状態で約6時間の音楽再生、約4.5時間の連続通話が可能だ。付属の専用アダプターで行なう充電もカンタン。テンプルの先端部分に充電用端子があり、USB Type-Cケーブルで電源と接続した専用アダプターを装着するだけだ。装着する際は磁力を利用してピタッとくっつく。

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