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篠原修司のアップルうわさ情報局 第1012回

中国から魔改造:

世界初「折りたたみiPhone」登場

2022年11月14日 16時00分更新

文● 篠原修司

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 アップルが開発しているとうわさの折りたたみ式iPhoneだが、中国のYouTubeチャンネル「科技美学」が世界初の折りたたみiPhoneなるものを11月7日に動画で発表した。

 この折りたたみiPhoneは「iPhone X」とモトローラの折りたたみスマホ「Motorola Razr」を改造して作られたもので、「iPhone V」と名付けられている。

 説明によると、折りたたみ機構は「iPhone X」からディスプレーパネルを剥がしたあと、「Motorola Razr」から回収したヒンジにディスプレーが曲がらないように取り付けて作られているという。

 テキストにすると簡単そうだが、無傷のディスプレーパネルを手に入れるまでに36台のiPhone Xをダメにしたというから驚きだ。

 それから端末本体の上半分にバッテリーを、下半分にはiPhoneの基盤やその他のコンポーネントを搭載し、iOSが動作する魔改造折りたたみiPhoneの完成にこぎつけたという。

 問題はスクリーンの強度で、「iPhone X」のディスプレーパネルはそれなりに柔らかいものの、何度も曲げられるようには設計されていないため数日で折り目と気泡ができてしまったとのこと。

 アップル製の折りたたみiPhoneはいつの登場になるだろうか……。

   

筆者紹介:篠原修司

1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。
Twitter:@digimaga
ブログ:デジタルマガジン

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