ソラスト、クアルトリクスの従業員エクスペリエンス管理ツールを採用
クアルトリクス合同会社
クアルトリクスを活用した様々な従業員調査を通して、組織上で率先して改善すべき「ホットスポット」を特定・拠点別の改善活動を促進 入社から退社までの多様な従業員エクスペリエンスを改善し、離職率抑制を目指す
【2022年11月11日 東京発】
米国クアルトリクスの日本法人、クアルトリクス合同会社 (本社:東京都千代田区、カントリーマネージャー:熊代悟、以下 クアルトリクス) は、医療事務や介護、保育サービスを提供する株式会社ソラスト(本社:東京都港区/代表取締役社長 CEO:藤河 芳一、以下「ソラスト」) が、クアルトリクスの従業員エクスペリエンス管理ソリューション「Qualtrics EmployeeXM™️(https://www.qualtrics.com/jp/employee-experience/ )」を導入したことを発表します。
従業員エンゲージメント向上の実現を阻んでいた「改善アクションへの落とし込み」「ホットスポットの特定」
ソラストでは、医療・介護・保険・教育などの現場において、従業員一人ひとりが高い専門性と優れたチームワークを発揮し、先進的で柔軟なテクノロジーを活用することによって、地域に密着したサービスを実現することを企業理念としています。こうしたサービスを提供するためにも各従業員の高いホスピタリティが求められるなか、従業員が働きやすい環境でやりがいを持って仕事ができるよう、同社では従業員意識調査やストレスチェックを通じ、組織内での従業員エンゲージメント向上を目指しています。
しかし、拠点別の改善アクションに結びつけることができず、また会社として優先して取り組む必要がある拠点や従業員グループなどの「ホットスポット」が特定できないという悩みを抱えることになりました。
単なる「意識調査」から脱却し、従業員エクスペリエンスに関連するフィードバックを効率的に収集、可視化、分析へ
そこで同社が注目したのが、クアルトリクスの従業員エクスペリエンス管理ソリューション「Qualtrics EmployeeXM」でした。同ソリューションは、調査の実施から分析、分析結果に基づいた改善アクションのトラッキングなど、従業員エクスペリエンス向上をワンストップで実現することを可能にします。従業員エンゲージメントやそのドライバーを把握し、アクションにつなげる調査や、従業員個人に焦点を当てた360サーベイ、入社から退職に至るまでの従業員にとっての重要なイベントに対応するライフサイクルサーベイなどを通じて、エクスペリエンスの向上を図ります。
ソラストは本ソリューションの導入により、各拠点や役職等に基づいた適切な権限管理によって、拠点別に分析された調査結果を迅速に展開し、各拠点ごとの改善活動を促進することを期待しています。また、学術的な研究を基に設計されたクアルトリクスの提供する調査フレームワークを利用することにより、調査プラットフォームを統一し、取得するデータの比較や改善度の追跡を実施する予定です。加えて、日本平均やグローバル平均などの社外ベンチマークとの相対比較や、複数の調査を組み合わせた多角的なインサイトを得ることで、優先的に改善すべき領域を特定するなど、より効果的な改善を実施できることにも期待を寄せています。
それだけではなく、入社から退職に至るまでの従業員エクスペリエンスに対するフィードバックをより包括的・効率的に収集、可視化、分析し、従業員のエンゲージメント向上ならびに離職率低減を図ることを計画しています。
ソラストでは、今後従業員エンゲージメント調査や360度評価、ストレスチェックなどを実施しながら拠点ごとでの改善点を探っていくことを目指します。また、人事システムとデータを連携しながら、入社から一定期間経過後や研修トレーニング後、昇進・異動後、退職時など、特定のエクスペリエンスをした対象者に対してフィードバックを聞くことで、包括的な従業員エクスペリエンスの改善を図っていきます。
■株式会社ソラスト 取締役専務執行役員 川西正晃様のコメント
(チーフ・ヒューマンリソース・オフィサー兼チーフ・コンプライアンス・オフィサー 人事総務本部長)
当社の中核的資産は30,000人を超える社員であり、従業員エクスペリエンスは業績に直結する重要な経営課題として位置づけられています。従来から社員意識調査を導入し、その向上に取り組んできましたが、調査の実施から結果報告までのタイムラグや改善アクションの策定、実行が各拠点任せになってしまうなど行き詰まりを感じていました。今回、「Qualtrics EmployeeXM™️」を導入することにより従業員エクスペリエンスをリアルタイムで可視化できるようになり、タイムリーかつ効果的な対応が可能になるものと期待しています。
■クアルトリクス カントリーマネージャー 熊代悟のコメント
「日本の医療・介護をより良くするために、『これまでにないビジネスモデル』と『だれもが望めば生涯働ける労働環境・待遇』をカタチにしていくことを目指すソラスト様にクアルトリクスの従業員エクスペリエンス管理ソリューションをお選びいただき、大変光栄に思います。
従業員のエンゲージメント向上が企業にとって必須となる中、研修・復職・異動・昇進・退職と入社から退社に至るまでのさまざまな体験が従業員のエンゲージメントに影響するため、各体験を包括的に向上させることが求められています。ソラスト様が従業員のライフサイクルを全てに渡って声を集めていくことで、”ホットスポット”を発見していき、離職率の低下を実現させ、これまで以上に日本の医療・介護・保育の課題解決のリーダーとなるような人材を育成することを願い、ご支援を続けて参ります」
以上
■株式会社ソラストについて 企業サイト:https://www.solasto.co.jp/
当社は、30,000人以上の従業員を擁し、全国の医療機関から医療事務を受託する「医療関連受託事業」(取引先医療機関数:約1,400)や在宅系サービスや施設系サービスをトータルに提供する「介護事業」(事業所数:648ヶ所)、認可保育所などを運営する「こども事業」(保育所数:67ヶ所)、「スマートホスピタル事業」、「教育事業」を展開しています。
2021年度の売上高(連結)は1,172億円、営業利益は63億円。2030年までに、売上高3,000 億円、営業利益200 億円を目指しています。
■クアルトリクスについて
クアルトリクスは、企業や組織のエクスペリエンス・データ (X-data™)の収集から管理・分析、およびそのデータに基づくアクションに至るまでを同じプラットフォームで運用を行うテクノロジープラットフォームです。Qualtrics XM Platform™は、チーム、部門、組織全体がビジネスに欠かせない顧客、製品、従業員、ブランドという4つの主要なエクスペリエンスを一つのプラットフォームで管理するのみならず、アクションへつなげるシステムです。世界中の大企業16,750社超に、継続して人々に愛されるプロダクトの提供や、より多くのロイヤルカスタマーの獲得や、素晴らしい従業員文化の創造、あるいはアイコンとなるブランドを創るためにクアルトリクスを利用いただいております。顧客の中にはフォーチュン100企業の85%以上、米国のトップ100ビジネススクールの99校が含まれます。詳細と無料アカウントについては、www.qualtrics.com をご覧ください。
■クアルトリクス合同会社について
クアルトリクス合同会社は、2018年に国内で事業を開始した、Qualtrics LLC(本社: 米国ユタ州プロボ)が100%出資する日本法人です。
所在地 :東京都千代田区丸の内1丁目5ー1 新丸の内ビルディング 37F
代表者 :熊代 悟
事業内容:日本におけるクアルトリクス 製品の販売・サポート・導入支援
URL :www.qualtrics.com/jp/