Asana、法人向け機能のアップデート&国内データセンター開設を発表 サービス向上で日本市場のさらなる拡大を担う
アサナジャパン株式会社
チーム向けワークマネジメントプラットフォームのトップ企業 Asana, Inc.( https://asana.com/ja )(以下、Asana、NYSE: ASAN) の日本法人・Asana Japan 株式会社(以下、Asana Japan)は11月1日、チームのリソース調整や優先事項と組織の目標を結び付ける法人向けの各種新機能および、日本でのデータセンター開設を発表します。
法人向けの新機能は「チームの優先事項とビジネスの成果を結びつけるエンタープライズレベルの目標管理機能」「ワークフロー機能と Salesforce などとの連携機能」「セキュリティ機能」などがあげられます。データセンターは東京と大阪に設置し、企業の顧客データ保護、コンプライアンス基準に完全に対応しています。
■法人向けの新機能
1) エンタープライズレベルの目標管理機能 Asana ゴールのアップデート
近年多くの企業で分散型のチーム構成が普及しており、経営陣の間では戦略的取り組みの進捗状況や、ビジネス成果を簡単に把握できることの重要性が高まっています。今回の機能アップデートで企業は Asana 独自の Asana Work Graph(R)( https://asana.com/ja/resources/work-graph )上に存在する仕事の情報を目標管理機能 Asana ゴールで目標に沿った高度なレポートとダッシュボードが使用できるようになります。これにより経営陣は企業目標の状況を俯瞰的に確認でき、どのプロジェクトやポートフォリオが目標に貢献し、ビジネス成果を与えているのか、何が障害となっているのか把握できます。
また、Asana で管理されている目標を Salesforce などのミッションクリティカルなツール、そのツールで管理されている業務と連携させることができるようになり、目標の進捗状況が Salesforce により自動的に更新されるようになります。レポートやダッシュボードを通して目標の状況をチームを超えて簡単に共有でき、全員が同じ方向を目指して動いていることを確認できます。
強力なレポート機能に加えて、Asana はデータの活用によるプランニングのサポートも行っています。新たに追加された時間追跡機能により、リーダーはプロジェクトやタスクにかかる時間の予測を元に、リソースの割り当てやワークロードの設定を行い、より効率よくスケジュールを管理できます。こうしたデータにより、優先順位の変化にすばやく対応し、重要な企業目標を達成することが可能になります。
2)Asana フロー機能強化 ルール機能と外部ツールとの連携強化
作業は複数の部門にまたがって行われることがほとんどですが、部門ごとに別々のツールを使っているとコラボレーションは難しくなり、リソースも浪費されます。数々の外部ツールから Asana にデータを集める新たな手法により、Asana は仕事の中心的な場所となります。部門横断的なチームは協力して行っている作業を把握しやすくなり、時間のかかる重複作業を避け、コストを最小限にし、ミスを減らすことができます。
ワークフローのあらゆる段階での外部ツールとの連携機能が強化されたことで、部門横断チームは外部アプリでの更新内容を Asana の追跡可能なタスクへと自動的に変換し、仕事の無駄をなくすと同時に常に最新の進捗状況を把握できます。たとえば、新しい Twilio と Asana ルールの連携を使えば、各メンバーに SMS で緊急タスクが通知され、チームが即座に技術的インシデントを把握できます。PagerDuty との連携でも、インシデントを作成すると自動でチームに通知され、すばやく対応できます。他にも Gmail などとのルール連携を予定しており、幅広いツールから情報を集約させることによる連携強化とボトルネックの解消が可能になります。
さらにメタ社が提供するビジネスコミュニケーションプラットフォーム Workplace と連携するAsana for Workplace from Meta( https://asana.com/ja/apps/workplace )を使うと、Workplace での会話を実行可能なタスクに変換し、ツールを切り替えることなくチームのプロジェクトを管理し、仕事を調整できます。
「これからは部門横断チームの時代です。企業全体のコラボレーションの指揮をとり、企業の目標に照準を合わせ、効果的なコラボレーションを促進し、プロジェクトの情報をすばやく簡単に共有したいというニーズは非常に高まっています。」と、IDC のソーシャル & コラボレーション部門、調査担当バイスプレジデントの Wayne Kurtzman 氏は話します。「Asana パートナーシステムによる新たなソフトウェア連携により、メンバーはどこにいても協力し、取り組みを速く前へと進められます。」
3)セキュリティ機能強化
エンタープライズツールが普及することにより、IT リーダーの間ではデータセキュリティに関する懸念が高まっています。Asana の新しいセキュリティ機能では、Asana へ取り込む情報を監査し、脆弱性を警告し、規制の厳しい業界におけるコンプライアンスを維持するためのツールが提供されます。
「データ漏洩のほとんどは、内部関係者が意図せず機密情報を外部と共有してしまうことによって発生しています。最新の調査2では、データ漏洩の原因の 40% は認証情報や鍵情報の過剰な共有によって発生していることがわかっています。」と Nightfall の共同創業者兼最高技術責任者の Rohan Sathe 氏は解説します。「Asana とのパートナーシップにより、企業とそのお客様のデータを守る高度なセキュリティ機能を提供することで、企業は最も重要な戦略的取り組みに集中できるでしょう。」
業界大手の Nightfall とのデータ漏洩防止 (DLP) 連携機能によって、社会保障番号やクレジットカード番号など、Asana 内の機密情報をスキャンできるようになります。また、リーガルテックイノベーターの Hanzo との eディスカバリー連携機能により、Asana のプロジェクトやタスク、メッセージから法的に正当な記録を簡単に作成し、緊急のインシデントや訴訟にまつわる調査に対応できるようになります。モバイル版アプリの管理者コントロールも強化され、データの安全を確保し、生体認証も可能になります。
また、業界基準を満たす信頼できるコンプライアンス管理のために、Asana は Theta Lake と新たにパートナーシップを組み、コンプライアンスレビューとアーカイブのソリューションを提供します。HIPAA 準拠版の Asana も利用可能です。企業向け医療保険の対象となる企業やその関係者は、Asana を使って個人健康情報 (PHI) を安全に保存、利用、送信することで、患者により良いサービスを提供できます。
■国内データセンターの概要
これまで Asana は、日本の顧客に対して主に、AWS 米国東部リージョンからサービスを提供していました。今回、日本のお客様の顧客情報管理とコンプライアンス遵守をサポートするため東京と大阪にデータセンターを開設し、日本のお客様へサービスを提供します。
前述のセキュリティ機能の強化に加え、国内データセンターの運用開始により日本のお客様が求めるコンプライアンス/ガバナンス要件にも応え、Asana のソリューションをより活用していただける環境を整えます。
クロスリージョンでのバックアップを継続取得し、広域災害等で AWS 東京リージョンでのサービス提供が困難になった場合には、AWS 大阪リージョンでサービスを継続提供します
・対象のお客様
エンタープライズ ー 組織プラン で契約のお客様
・データの移行
データ移行はご利用に影響なく行われます。ただし、移行の最終ステップにおいて切り替えのための数分の停止時間が発生します。
移行後 USDC 内に残存するデータは120日間バックアップとして保持されたのちに、完全に削除されます。
新機能紹介ウェビナーのご案内
本日発表した新機能について詳細やデモを11月16日(水)15:00よりウェビナーでご紹介します。
より詳細を確認したい方やデモを希望される方はぜひご参加ください。
ライブ配信となりますのでご質問にもその場でお答えします。
タイトル:Asana 必聴重要アップデート一挙公開!
日時:2022年11月16日(水) 15:00-16:00
配信形式:Zoom
ご登録はこちら
https://resources.asana.com/ja-asana-power-webinar.html
Asana, Inc. について
Asana, Inc は、小規模なプロジェクトから戦略的イニシアチブまで、仕事を円滑に進められるよう多様なチームを支援しています。カリフォルニア州サンフランシスコに本社を構え、200 の国と地域、 131,000 以上の組織が有料プランを、数百万におよぶ組織が無料プランを利用しています。Amazon、日本航空、Sky、Under Armour をはじめ世界中のお客様が、会社の目標からデジタルトランスフォーメーション、製品リリースやマーケティングキャンペーンまで、すべてを Asana を使って管理しています。詳しくは、www.asana.com/ja をご覧ください。