このページの本文へ

中小規模法人向け 「弥生会計オンライン」 第4回

起業初心者こそ会計を時短省力化しよう「弥生会計 オンライン」と「Misoca」活用術

2022年10月27日 11時00分更新

文● 村上タクタ 編集●飯島恵里子/ASCII

提供: 弥生

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「スマート取引入力」で銀行口座やクレジットカードのデータを取り込めば、ほぼ自動的に取引が登録される

経理仕事の手間がほとんどなくなった

 さて、弥生会計 オンラインの方は使い始めて数ヵ月になるが、銀行口座とクレジットカードの登録さえしてしまえば、あとは自動で取り込まれる取引を登録するか、チェックしていくだけなので、今のところ本当に手間いらずだ。

 経理仕事に苦手意識はあったので、どうしても作業に取りかかるのが遅くなり、時間がかかってしまっていた。原稿を書くのは速いのだが、経理仕事になるとおっくうになってしまい、途端に効率が低下するのだ。しかし弥生会計 オンラインの「スマート取引取込」のおかげで、驚異的に手間が減った。むしろ、やることがないぐらい。取り込まれた取引を見ながら、「もし、これを手作業で入力していたら、どれほどの時間がかかっていたことか?」と思う。

 見返してみると1ヵ月に2~30件のことではあるが、毎月イヤイヤ取り組んでいたので、いつも入力に丸一日かかってしまっていた。あまりに乗り気でないので、作業中にすぐSNSに逃避してしまうからなのだが。その1日の作業が、ものの10分ほどで、しかもちょっとしたゲーム感覚で「取引の登録」を「する」「しない」と選択していくだけで終わってしまうのだから本当に助かる。苦手でない人には何でもないことかもしれないが、筆者にとっては、これだけで仕事の全体のストレスがかなり減るのだ。

 そういえば、面倒な交通費精算に関するちょっとしたティップスを税理士さんに相談して教えてもらった。会社員時代にはいちいち、目的地と乗った路線を記入しなければならなかった電車賃の精算だが、業務用に使用するSuicaを決めて、それにチャージした金額の記録だけでもいいのだそうだ。つまり、弥生会計 オンラインを使って、クレジットカードのデータを取り込んでいれば、電車賃の精算さえも自動的に終わるということだ。

 ちなみに筆者は、Apple WatchにSuicaを入れてそちらを業務用に、iPhoneにPASMOを入れてそちらをプライベート用に使いわけている。これだけの工夫で、電車賃の経費精算にかかる手間を「ほぼゼロ」にすることができたというワケだ。

カテゴリートップへ

この連載の記事
  • 角川アスキー総合研究所

MSIが変える、未来のクリエイターを育てる教育環境

アスキー・ビジネスセレクション

ピックアップ