このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 次へ

Quest 2を越える設計と価格が魅力!4万9000円のVRHMD「PICO 4」をレビュー

2022年10月19日 13時00分更新

文● 島徹 編集●ジサトラハッチ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

PICO製スタンドアローンVRヘッドマウントディスプレー「PICO 4」

 10月7日にPICOからスタンドアローンVRヘッドマウントディスプレー「PICO 4」が発売された。最大の特徴は4万9000円からという価格設定。2022年8月にMetaが「Meta Quest 2」(以下、Quest 2)を5万9400円からと大幅値上げしたあと、実質空白だった5万円以下のVR入門機市場を奪う気概の価格設定だ。独自ストアのVRゲーム・アプリを単体で楽しめるほか、PCと接続して高画質なSteamVRのタイトルも楽しめる。

 PICOは、TikTokを傘下に持つ中国バイトダンス(ByteDance)社により2021年8月に買収されている。バイトダンス自身がVR事業への投資を強化しており、今回のPICO 4発売に合わせて後述するストア拡充の施策も発表。今後、Quest 2や2023年初頭の「PlayStation VR2」に対抗できるよう、PICO事業に力を入れていくものと見られる。

6月に「Pico Neo3 Link」を発表からすぐの9月に「PICO 4」を発表。日本でも発表会を開催した。安価なモデルに独自ストアの拡充と、以前よりシェア拡大に力を入れていることがわかる

 このPICO 4を借りられたので、Quest 2と比較しつつ実力を見ていこう。VR慣れしたPCゲーマーが気になる、PCのSteamVRやVRChatの動作まで紹介していく。

前へ 1 2 3 4 次へ

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ