FRONTIERの「FRMDB660/B」をチェック、ストレージ増設可能な拡張性にも注目!
DeskMiniだから超小型、第12世代Core i5で仕事にもガッツリ使えて10万円以下! 省スペースな作業環境にもイチオシなデスクトップPC
2022年10月14日 11時00分更新
日常用途やビジネス用途には不満のない性能
超小型パソコンの場合、熱設計がシビアなため省電力タイプのCPUを採用することが多い。しかしMDシリーズにはデスクトップ向けで6コア/12スレッドのCore i5-12400が採用されている。
第12世代Coreプロセッサーは高性能なPコア(Performance-core)と、高効率のEコア(Efficient-core)を組み合わせたハイブリッドアーキテクチャーが特徴だが、本機のCore i5-12400はEコアを省いたモデルで、Pコアのみの6コア/12スレッドという構成になっている。
コア数とスレッド数は前世代のCore i5-11400と同じだが、10nmプロセスの最新コアアーキテクチャー「Golden Cove」が採用されているため、パフォーマンスの向上はかなり期待できそうだ。なおグラフィックスはCPU内蔵のインテル UHD グラフィックス 730で、評価機はメモリーが8GB、ストレージは500GBのM.2 NVMe SSDが搭載されていた。
いったい、どのくらいのパフォーマンスなのだろうか。そこでベンチマークテストをいくつか実行してみることにした。なお、Power Limit(電力制限)などの解除は行なわず、すべてデフォルトの状態で計測している。
まず、CINEBENCH R23ではマルチコアが10978pts、シングルコアが1700ptsという結果だった。いずれも前世代のCore i5-11400からは大きく伸びている。とくにアプリの動作に影響するシングルコアは2割程度アップしており、ブラウザーや日常的に使用するアプリはもちろん、画像編集などのクリエイティブ系アプリもより快適に動くことが期待できる。
続いてPCMark 10を試してみたところ、総合スコアが4798、パソコンの基本性能を示すEssentialsが9703、ビジネスアプリの性能を示すProductivityが6806、クリエイティブ系アプリの性能を示すDigital Content Creationが4542となった。
快適に動作する目安は、Essentialsが4100以上、Productivityが4500以上、Digital Content Creationが3450以上となっているが、本製品はいずれも大きく超えている。普段使いはもちろんだが、軽い画像編集や動画編集なども行なえる性能といえるだろう。
次に、「3DMark」でグラフィックス性能をチェックしてみた。
CPU内蔵グラフィックスということもあってパフォーマンスはそれほど高くないが、ブラウザーゲームや軽めのMMORPGのレベル上げ程度であれば、問題なくこなせそうだ。
このほか、ストレージ性能は「CrystalDiskMark」でチェックしてみたところ、図のようになった。試用機には500GBのSSD(PCIe Gen3×4)が搭載されていたが、その高速さがわかる結果になった。
10万円以下で購入可能なコスパの高さにも注目!
よりお手頃なCore i3モデルも要チェック
手のひらに乗るコンパクトなサイズと性能の高さを両立したデスクトップパソコンのMDシリーズ。小型軽量ながらデスクトップ向けのミドルレンジプロセッサーを採用しており、普段使いはもちろん、画像編集などのある程度負荷の高い作業も快適に行なえるパフォーマンスを実現しているのが魅力的だ。
直販サイト「FRONTIERダイレクトストア」では、今回試したFRMDB660/Bは9万9800円という価格で販売されており、その実力を考慮すればコストパフォーマンスはかなり高い。
なお直販サイトでは、メモリーを16GBに増量した「FRMDB660/C」や、CPUにより廉価なCore i3-12100を搭載した「FRMDB660/A」も販売されている。後者はCPU以外はほぼ同じ構成ながら、より手頃な8万6800円で手に入る。Core i3-12100はビジネス向けアプリを使うには十分なパフォーマンスなので、少しでも安く実用的なデバイスを購入したい人は、併せて検討してみてはいかがだろうか。
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