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CPUはCore i7-1260P、GPUはGeForce GTX 1650を採用する

デジタルネイティブの中学生が、クリエイターノート「DAIV 4N」でオリジナル動画制作に挑戦!

文●相川いずみ 編集●市川/ASCII

提供: マウスコンピューター

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DAIV 4Nなら動画編集も快適で作業がはかどる!

 プロモーションビデオをつくるにあたっては、チームメンバーから資料や素材を共有してもらいつつ、まずはシナリオづくりからスタートした。

 最初に、企業が実際に公開している様々なプロモーションビデオを視聴し、そのうえで「自分たちは何を伝えたいのか」「どんな要素を入れたらよいのか」を考えながら構成を決めていった。

「最初はタイトルを持ってきて……それから、メンバーの紹介をしようかな」

「ゲームはまだ開発中だから、決まっているイラストをイメージとして入れればよいよね」

「魅力の項目は、企画書から持ってきて……たくさんありすぎて、ナレーションでは話せないな」

 このように、ひとつひとつの要素を考えつつ、ビジュアルのイメージ、セリフの内容などを決めていった。

Googleスプレッドシートで、プロモーションビデオのシナリオを考え、チームメンバーに共有した

 シナリオができあがり、メンバーに内容の確認がとれたところで、いよいよ動画制作に取り掛かった。

 使用したソフトは、PowerDirectorの無料体験版。以前は「ビデオエディター」などを使っていたのだが、今回はもうちょっと凝ったものをつくりたいということで、無料で使える動画編集ソフトを探していたところ、30日間無料で使えるPowerDirectorの体験版を発見したとのこと。ちなみに、Adobeのソフトにも興味津々で、今後使ってみたいと意欲満々だ。

PowerDirectorを使って動画制作。初めて使うソフトだがすぐ使いこなしていたのには驚いた

 ここでも、オープニングで文字をアニメーションさせてみたり、優勝した起業体験イベントでのプレゼンの動画を挿入してみたりと、細部までこだわりを見せていた。素材として複数の動画や音声を取り込み、必要に応じて切り出していたが、作業も快適そのもので、サクサクとできていた。

 とはいえ、簡単にできあがったわけではない。わかりにくい部分を差し替えたり、つくり直したりすること数回。苦労の末、なんとか第一弾の試作品が完成した。ちなみに、今回は外部ディスプレーを使用しなかったが、動画制作は秒単位で指定していく部分もあり、かなり細かい作業になる。大型のディスプレーに接続すれば、さらに作業効率が上がりそうだ。

「ペイント3D」と組み合わせて素材を追加し、動画を作成していく。たった10秒のシーンでも、つくるのに1時間以上かけていた

 また、DAIV 4Nはエンコードの速さも魅力だ。今回の動画は3分10秒ほどの長さだったが、YouTubeにアップするためのMP4形式への出力は、約1/3の1分ほどで完了した。動画制作をする場合、何度もエンコードの作業を行なうことが多いため、こうした作業の速さもPC選びの重要なポイントとなりそうだ。

 ちなみに、PowerDirectorの無料体験版では、出力の際にロゴが入ってしまうことがわかり、途中から有料版の「PowerDirector 365」を購入した。

 息子は、今回の制作について「初めて本格的にプロモーションビデオをつくってみたけれど、自分の撮った動画を適当に編集するのとは違って、難易度が格段に上がった」と、「人に伝えるものをつくることの難しさ」を実感したことを話していた。

苦労の末できあがったプロモーションビデオの試作品のサムネイル。YouTubeでぜひご確認いただきたい

 今年度からは高校でも「総合的な探究の時間」がスタートしている。自分たちで社会や地域の課題を見つけ出し、それに対して解決策を考えて発表までを行なう授業を実施している学校も増えてきた。

 その発表方法として、PowerPointなどのプレゼン向けソフトを使うことも多いが、動画を使って表現するのも、ひとつの方法だ。この時、プロも使用しているような本格的な表現ツールを使いこなしていれば、自分のアピールしたいことや思いなどを伝えるための非常に有効的な手段になりうる。ぜひ子どものうちからこういった体験をさせたいと、今回の動画制作を見守っていて、親としても改めて感じた。

 息子が所属する「WAKUFULL」の活動が気になる方は、公式Twitter(@WAKUFULL)を確認していただきたい。

DAIV 4Nは学校に持って行く"BYOD"にもおすすめ!

 息子にDAIV 4Nを使ってみた感想を聞いてみると、「どこにでも持ち運べるし、動画編集の作業も軽くて、すごく使いやすい!」と大変気に入ったようだ。

DAIV 4Nと週刊アスキーのサイズ比較。荷物の多い中学生にもうれしいコンパクトなサイズと重さで、「いつでも持ち歩きたい!」そう

 実際のところ、息子が作業している様子を毎日見ていて、「DAIV 4Nはとても使い勝手が良さそう」と感じたほどだ。今回は時間がなかったが、現在勉強中のゲーム開発ツール「Unity」にも最適ということで、動画編集からオンライン会議、さらにはプログラミングまで、幅広く活躍してくれそうだ。クリエイティブな活動をしたいと考えているお子さんには、ぜひDAIV 4Nをおすすめしたい。

 また、最近は生徒自身のPCを持ち込んで授業を受ける「BYOD(Bring Your Own PC)」を採用する学校も増えてきている。そんな時、このDAIV 4Nであれば毎日の通学にも持ち歩きやすいし、何よりも学習から様々なクリエイティブな作業を難なくこなしてくれるため、非常に頼もしい一台になる。

 生まれた時からスマホがある環境で育ち、小学校からPCを活用する“デジタルネイティブ”はどのようにDAIV 4Nを活用するのか。ぜひ、その機会をつくり、我が子の挑戦を応援してあげてほしい。

(提供:マウスコンピューター)

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