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iPhone 14徹底大特集 Plus復活にカメラ超強化のProも大注目! 第59回

【レビュー】第2世代「AirPods Pro」登場! 実力を全方位検証

2022年09月23日 10時00分更新

文● 山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

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Apple Musicで楽曲を再生。初代のAirPods Proと音質を聴き比べました

一段と伸びやかに、力強さを増したサウンド

 新しいAirPods ProのサウンドはiPhone 14 Pro Maxに接続して、Apple Musicの楽曲を聴きました。初代のAirPods Proも聴き比べのため用意しています。

 第2世代のAirPods Proは、初代モデルで好評のウェルバランスなサウンドを継承しています。ただ、全体にサウンドのエネルギー感が増して、立体的な描写力が向上したと感じます。ボーカルやピアノがぐんと前に出て鮮やかに躍動します。音の芯にしなやかさが加わり、メロディを一段と伸びやかに響かせます。

 ノイズキャンセリングの効果が高くなり、低音がとても聴きやすくなっています。アップテンポなロックやEDMを聴くと、ふくよかでスムーズな低音に包まれるような心地よさが満喫できました。大きな編成のジャズバンド、クラシックのオーケストラによる演奏は楽器の音の定位がとても力強く描かれ、横方向だけでなく、高さと奥行きにも限界を感じさせない音場の広がりを描きます。

 静かなボーカルソロから始まる楽曲を聴くと、AirPod Proがノイズをしっかりとシャットアウトしてくれるので、冒頭から楽曲の世界に深く入り込むことができます。筆者はギターが好きなので、静かなボサノヴァの楽曲を電車に乗りながら聴いても、ボーカルとガットギターの繊細なニュアンスをリッチに引き出すAirPods Proのリスニング感にとても満足しました。

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