このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

週刊つぶやき流行語総研 第38回

2022年9月7日~13日のツイートデータから注目「アニメ」流行語を探し出す

あの名作が50年目にまさかの復活でTwitterも大騒ぎ!

2022年09月21日 18時00分更新

文● せきゅラボ

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

まさかのアニメ化発表でツイート急増

 6位は「葬送のフリーレン」。週刊少年サンデー連載中の漫画(原作:山田鐘人/作画:アベツカサ)。9月13日に待望のアニメ化決定が発表され、Twitterを賑わしています。

 

 7位は「機動戦士ガンダム」。プラモデル「HG 1/144 シェンロンガンダム」の発売開始や、「超合金 RX-93ff νガンダム」の転売問題などが話題になっているほか、VTuber・紗衣場しま乃による「F91を好きっていうと、正確にはガンダムじゃないって言われる」という投稿が拡散されています。

 

 8位は「ベルサイユのばら」。池田理代子作の漫画で1979年にアニメ化された人気作。9月7日、連載開始50年を記念して、完全新作劇場アニメの制作が発表。そして9月17日から東京・六本木ヒルズにて展覧会が開催されることも話題となっています。

 

 9位は「チェンソーマン」。9月8日、TVアニメ『チェンソーマン』の放送日時や配信プラットフォームなどの情報が公式より発表され、4.2万RT、13.1万と拡散されています。

 

 10位は「アズールレーン」。アニメ5周年を記念してPVの公開や記念生放送、キャンペーンを展開。ユーザーからはお祝いファンアートも多数投稿されており、ツイート数が増加しています。

ベルばら連載開始から50年! Nimda拡散被害から21年……

 「ベルサイユのばら」の劇場版アニメ制作が発表され、Twitterでは驚きの声が上がりました。1972年の連載開始から50年、1979年のテレビアニメ化から数えても43年経っています。いったいどんな風に仕上がるのか、往年のファンならずとも完成が待ち遠しい作品と言えるでしょう。

 さてこの週は911、いわゆる同時多発テロ事件から21年というタイミングでもありました。IT界隈としては、テロ事件直後から感染拡大し、世界各地でインターネットの速度低下を招いたウイルス「Nimda」を思い出す人も多いでしょう。もっとも、こちらは二度と復活して欲しくはありませんが……。

たまに役立つセキュリティ豆知識

Q:「Nimda」ってなに?

A:ワームタイプのウイルスで、2001年9月に多くの被害が報告された。アメリカで発生した同時多発テロ(9月11日)の直後に拡散したことから、同事件との関連性が取り沙汰されたが真偽は不明。

 メールの添付ファイルのほか、Microsoft IIS Webサーバーの脆弱性を悪用して感染を広げた。感染するとMicrosoft Outlookのアドレス帳からランダムで選ばれたユーザーに自身を添付したメールを送信して拡散を試みる。

 同年7月に猛威を振るった「Code Red」に似た動きでネットワークトラフィックが著しくひっ迫するといった被害が発生した。

※ご紹介しているデータは、角川アスキー総合研究所が提供中の「Twitter解析サービス」を基にした内容です。本サービスでは、Twitter社と公式に契約して取得したエンターテインメントに関連する全ツイートデータから、独自の辞書データベースを活用して、高い精度で目的のツイートを抽出・分析することが可能です。当社とNTTデータ、東京大学喜連川研究室による独自の解析システムを用いて、ポジティブ・ネガティブの判定、性別や年代の推計もご提供できます。ご興味・ご関心をお持ちの方は下記よりお気軽にお問い合わせください。
メールはこちらへ

■関連サイト

前へ 1 2 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事