MAKEシリーズはユーザーが好みの部品を組み合わせることで、自分に合った音を実現できるイヤホン。組み合わせは“レシピ”と呼ばれており、コミュニティ内でユーザー間が共有できる仕組みも用意している。
MAKE4は、シングルダイナミック構成でステンレス筐体を採用。2pinコネクターでケーブル交換にも対応する。音導管の外側と内側に貼るフィルター、音導管内部に挿入するフィルターを変更することで合計847通りの音を作れる。さらにMAKE4では筐体背面にある調整ダイヤルを回すと、ベント(通気口)のスポンジがつぶれて密度が変わり、ハウジングの密閉度を調整できる。これにより、楽曲を聴きながらダイヤルを回すことでリニアに音質の変化を感じられるようになった。また、筐体を分解してフィルターを貼り換えしなくても済むよう、音導管部分をネジ式にしている。
DITAブランドでは、AUDIO NOTEの純銀導体使用の交換ケーブル「celeste」が参考展示されていた。40万円は超えるという驚きの超高額ケーブル。もともとPerpetuaの内部配線に用いていた導体だが高価になりすぎするということで、イヤホンケーブルにまでは採用できていなかったものとのこと。
この連載の記事
-
第5回
AV
気になる展示は? “秋のヘッドフォン祭 2022”を振り返る -
第4回
AV
FiiOの新提案「R7」や、Noble Audio「VIKING RAGNAR」の驚愕サウンド、エミライブースより -
第2回
AV
FitEarが新イヤホン「FitEar H1」発表、オンキヨー製のマグネシウム振動板採用BAドライバー搭載 -
第1回
AV
「秋のヘッドフォン祭2022」開幕、春の“mini”に続くリアル開催 - この連載の一覧へ