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喫煙所で防災情報を発信する

JTの「防災喫煙所 イツモモシモステーション」が墨田区に誕生! = 内覧会レポート

2022年09月02日 18時00分更新

文● ASCII

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 JTは8月31日に、「たばこと塩の博物館」にて、9月1日防災の日に誕生した「防災喫煙所 イツモモシモステーション」の内覧会を行った。

 「イツモモシモステーション」とは、街中にある喫煙所に防災機能を付与する、JTと地域によるプロジェクト。防災情報の発信や、防災設備や備蓄品の整備など、ロケーションにあわせて喫煙所から防災の取り組みを推進するもので、今回はその第一号として、JTと墨田区が協力して実現した。

 墨田区にあるJT東京支社と「たばこと塩の博物館」の周辺一帯が、東京都より「避難場所」に指定されたことを受け、JT東京支社に併設する喫煙所2か所が「防災喫煙所 イツモモシモステーション」になった。

JT+墨田区+プラス・アーツにより実現した
「イツモモシモステーション」

 内覧会ではまずJTがコンセプトを説明した。

 公共喫煙所は駅前や公共施設など、街の拠点にあり、自治体が管理していて、タバコを吸う人にとっては「イツモ」利用している場所。吸わない人もなんとなく場所を知っていて、目にする機会が多い場所である。

 そのため、事前の周知や防災の啓発に向いていて、「モシモ」のときに助けられる場所ということで、「イツモモシモステーション」というわけである。

 次に、デザインで協力したNPO法人「プラス・アーツ」が登壇。

 プラス・アーツは阪神・淡路大震災後に震災の教訓を風化させないため、「防災の日常化」を目指す団体で、各種イベントや防災カードゲーム、書籍をデザインしている。

 今回のプロジェクトでは、文字だけでなく、グラフィックを多用し、印象に残る情報としてデザインを行った。

 さらに、墨田区の危機管理担当者が登壇し、区の地域としての成り立ちや、被災の歴史、現在の防災体制を解説した。墨田区は南北で地域性が異なり、北側地区は特に防災の手当を多く行っているそうだ。

 最後にJT東京支社長が登壇し、自身の仕事場での被災の経験から、正しい情報の告知の重要性を解説。「イツモモシモステーション」によって、一人でも多くの方が、地元の避難所のことを認識していただければと締めくくった。

中央が墨田区 都市計画部 危機管理担当 部長 中山誠氏、左がNPO法人 プラス・アーツ 東京事務所長 小倉丈佳氏、右がJT東京支社 支社長 島川敏彦氏

 その後、JT東京支社に移動し、実際の「イツモモシモステーション」を体験した。イラストやわかりやすい解説、色分けされた地図など、理解しやすく、印象に残るデザインを体感。これが全国に広がることを期待したい。

JT東京支社正面の「イツモモシモステーション」の外観

地図だけでなく、建物の形も色分けされてわかりやすい

こちらが内側で、外とは異なる情報が掲示されている。

イラストが多用された説明は目に入るうえ、印象も残りやすい。

JT東京支社は広い敷地で、R&D部門も併設されていて、製品開発もおこなわれている。

JT東京支社西側の「イツモモシモステーション」の外観

正門より少し狭いが、掲示はきちんと読むことができる。

こちらが内覧会場となった「たばこと塩の博物館」。2015年に渋谷から移転・拡張したそうだ。大人の入場料100円なので、押上に来たらぜひ訪問して、たばこと塩の歴史を勉強しよう!

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