若手編集部員に衝撃を与えた、どこでも快適ゲームプレイできる1台
高性能・多機能で360Hz/1msの17.3型もスゴイ! まさに本気ゲーマーのために生まれたノートPC「Alienware m17 R5」 (4/6)
2022年10月07日 11時00分更新
インターフェースもしっかり充実
USB PDやDisplay Alt Mode対応のType-Cも
インターフェースは、左側に有線LAN端子、グローバルヘッドセット ジャック、右側にUSB 3.2 Gen1 Type-A×2、背面にUSB 3.2 Gen2 Type-C、USB 3.2 Gen1 Type-A、HDMI 2.1出力を配置している。
ゲームプレイにおいて、マウスやヘッドセットは無線でも低遅延が必須だ。その場合、Bluetooth接続ではなく、レシーバーを介した2.4GHz接続の場合がほとんど。その際に、USB端子はどうしても埋まってしまう。Alienware m17 R5の場合は、USB Type-Aが3基、Type-Cが1基備わっているため、マウスとヘッドセットどちらもUSBレシーバーが必要な場合でも、しっかりと接続できる。
また、USB Type-CはUSB PDとDisplay Alt Modeに対応。Alienware m17 R5のACアダプターは結構大きいため、仕事のみで持ち運ぶ際は小さめのACアダプターを一緒に持ち運べば充電しながら作業できる。なお、オプションで240WでコンパクトなACアダプターも追加できるので、小型のアダプターと一緒に持ち運びたいという人は、こちらを選択するといい。加えて、大画面に接続してプレゼンするといった際に、Type-Cで繋げられるのもポイントだ。
高負荷時でも快適にプレイ可能にするAlienware Cryo-Tech冷却テクノロジー
RX 6850M XT搭載モデル限定の専用ベイチャンバーも
Alienware m17 R5には、「Alienware Cryo-Tech冷却テクノロジー」が備わっている。吸気口を2ヵ所、排気口を4ヵ所設け、ロードバランシング ヒートパイプを採用。加えて、CPUの温度を制御する熱制御回路オフセット機能も搭載。これにより、高負荷なゲームの最中でもシステムの安定性を維持できる。
また、Radeon RX 6850M XT搭載モデル限定で、GPUと銅線ヒートパイプ間に専用のベイチャンバーを採用。熱流を管理することで、冷却を最適化するため、ゲーム中でも筐体が熱くなりすぎることがなく、パフォーマンスを下げずにプレイできる。
Alienware m17 R5は高性能なパーツを多く搭載しているぶん、熱も相当なもの。それでも快適にゲームがプレイできるのは、こういった本機の構造によりしっかりと冷却できているからだ。実際にゲームプレイしていても、熱すぎて筐体を触りたくなくなるということも起こらず、快適に遊ぶことができた。
Ryzen&Radeonでさまざまなテクノロジーを搭載
レビュー機のAlienware m17 R5は、RyzenとRadeonを搭載している。これにより、AMDのさまざまなテクノロジーを利用可能だ。
ゲーム、レンダリング、コンテンツ制作のパフォーマンスや生産性を向上するため、RadeonグラフィックスとRyzenプロセッサーの間で電力が動的にシフトされる「AMD SmartShift Max」。個別のRadeonグラフィックスによって、レンダリングやプレゼンテーションを処理し、AMD FreeSyncを常時適用することでより高いフレームレートや低レイテンシー、バッテリー消費の抑制を実現する「AMD Smart Access Graphics」。
データ・チャネルを拡張し、GPUメモリーの可能性を最大限に活用できるほか、PCIeによって実現する帯域幅を利用して、ボトルネックを解消してパフォーマンスを向上する「AMD Smart Access Memory」。そして、滑らかでカクツキがない映像を実現する「AMD FreeSync™ Premium」。
これらを有効活用することで、より快適なゲームプレイやクリエイティブ作業が可能となるわけだ。こちらは、RyzenとRadeonが揃っているAMD Advantage™ PCでないと使えないテクノロジーもあるため、そのぶんAlienware m17 R5は、最大限の恩恵を享受できるというわけだ。