花のサブスク「ブルーミー」、生産者とサステナブルな花消費を拡大
ユーザーライク株式会社は10万世帯以上が利用する花のサブスクリプションサービス「ブルーミー(bloomee)」を展開、全国の提携生花店と自社拠点から、週替わりで季節の花をユーザーに届ける。プランは1回あたり550円、880円、1980円の3種類(送料別)。
同サービスでは独自のサステナブルな花の流通規格「ブルーミー規格」を定めており、2022年8月25日に、同規格での花の買い取り数が累計25万本を超えたと発表した。
流通する花には「規格」があり、品目や地域ごとに基準が定められている。長さが足らなかったり茎が曲がったりしたものは、品質が良好でも規格外と判断され、価値がつきにくくなる。「ブルーミー規格」では、通常では規格外となる花も含めて、生産コストに対する適正な価格で独自に買い付ける。
また、「ブルーミー」はサブスクリプションサービスであるため、事前に必要な分だけ花を仕入れる。提携する生花店や市場、生産者と協力することで、売れ残りなどのロスを減らすことにも貢献する。
2021年7月から日本最大の花き市場を運営する株式会社大田花きとの連携を強化、2022年3月から京都生花株式会社とも提携し、花の買い取り本数を拡大してきた。今後も全国の生産者とのつながりを広げ、サステナブルな花消費に貢献するとしている。